新興市場は正念場

今年の新興市場は、下落率が非常に大きかったこと、期間的にも約10ヶ月を越える下げ期間があったことなどから、売り圧力は非常に大きかったといえると思います。

このように大きな下げを演じた下落トレンドを変えるためには反対方向の大きな力が必要となります。そしてそのような力で一度下落が止まったとしても、再度その安値が本当に底であるかを試す「下値チェック」を行うのが通常です。

下落トレンドの終わり方というのは、下値チェックを何度か経て、市場参加者がその安値が底であるということを確認していくことで、段々と買いが入るようになり底堅くなり、ついにはトレンドが上昇に転じることが一般的です。

ダブル底や、トリプル底というテクニカル上の考え方は、株価がこの「下値チェック」を経てそれをクリアしてきたという根拠に基づいています。

ダブル底という場合、日足で数日ベースのもの(小さなダブル底)と、数ヶ月ベースのもの(大きなダブル底)がありますが、今回の下落相場の規模から判断して、本当に底を入れるためには、数ヶ月ベースの大きな底を完成させる必要があると考えています。

新興市場の銘柄の中には、10月安値を一番底として、11月にその安値を割れずに二番底をつけ、その後10月安値後につけた戻り高値(ネックライン)を越えて大きな二番底をすでに形成完了させた楽天などの銘柄群と、11月に年初来安値をつけて、現在再度安値チェックに入っている銘柄群があります。

現在安値に接近して銘柄群が二番底をつけて反発すれば絶好の買い場到来となる一方で、11月安値を割れてくるようだと新興市場の雰囲気は非常に悪くなることが予想され、新興市場は正念場を迎えていると思います。

本日のポジション

バリューコマース(マザーズ:2491)売り20株

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