理由が分からない下落でも損きりは必要

一見何の理由も見当たらないのに株価が急落する時があります。
理由なくいきなり株価が急落した時の損きりというのは、理由が明らかな下落と比べて心理的にやりずらい面があります。
多くの人は、結果には原因があると思っていて、原因がはっきりしない場合の結果は心理的に受け入れがたいからです。
しかし、株式投資の場合、下落した原因を後付けで究明することはあまり意味がありません。
重要なのは損きり価格まで下落したという事実であって、下落がいかなる理由であっても、その事実を受け入れる必要があります。
したがって理由なく急落した場合でも損きり価格になった際には損きりをきちんとすることが大切です。

むしろ理由のない急落が、悪材料の前兆であるということもあります。
私自身、特に理由がないのに株価が下落して、おかしいなと思いながらも損きりをしたところ、その直後に悪材料が発表されて、損きりしたことで傷が浅くてすんだということが何度もあります。

具体的には昨年5月に2000円付近で株価が持ち合いとなっていたアビリットを売買していたところ、なぜか株価が急落して、すぐに損きりが約定しました。
その後業績の下方修正によって株価は、ストップ安を交えて急落し、数ヶ月で株価は約5分の1の420円まで下げました。あまりにも下げが強烈だったので、発表前に損きりできて助かったなあという印象を強く持ちました。
このときは、株価が特に理由がなく大きく下げたときであっても損きりをきちんとすることの大切さを改めて感じました。

本日のポジション

ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
エムケーキャピタルマネージメント (マザーズ:2478)買い20株

取引ルール違反を防ぐ方法

取引のルールを作成しても、感情に流されてついそのルールを破ってしまうということがあるのではないかと思います。私も恥ずかしながら、年に何回かはそのようなことがあります。

取引ルール違反をした場合は、大きな損失が生じることが多く、また損失による精神的なダメージも甚大です。そのようなルール違反を防ぐために有効なのはルール違反の罰則を定めることです。

私も、例えば、ナンピンの禁止(計画的な買い下がりを除く)、損きりを定めないトレードの禁止などの禁止事項を定めており、それに違反した場合は3日間のトレード禁止としています。
本当は、さらに徹底するのであれば、自分の配偶者や友人などにルール違反の有無をチェックしてもらい、場合によっては罰金などにしてもいいかと思います。ある程度の強制力がある方がルールを破らないで済むからです。
皆様もルールとルール違反に対する罰を決めて紙に書いて張ってみてはいかがでしょうか。ルール違反がかなり改善されるのではないかと思います。

本日のポジション

ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
エムケーキャピタルマネージメント (マザーズ:2478)買い20株
ノエル (JASDAQ:8947)買い20株

新興系不動産を押し目買い

新興市場が1月に底を打ったという観測が正しいとすれば、現在は最初の押し目を形成して反発した局面であり、絶好の押し目買いのタイミングということになります。
新興銘柄の中でも、不動産関連の銘柄に、チャートの形を整えてきており、妙味を感じる銘柄が多いように感じます。
私が妙味を感じるという根拠は、25日移動平均線などの支持線がすぐ下にあって、損きりを設定するのに適切なポイントが時価からそれほど離れていないところにあり、小さなリスクでトレードができるということにあります。
そのような観点から25日移動平均線のすぐ上にある原弘産やノエルなどを購入してみました。

本日のポジション

ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
エムケーキャピタルマネージメント (マザーズ:2478)買い20株
ケネディクス(東証1部:4321)買い20株
原弘産 (大証2部:8894)買い20株
ノエル (JASDAQ:8947)買い20株

資金管理の掟セミナーDVD&ビデオ発売!!

エンジュク株式会社から資金管理の掟セミナーDVD&ビデオが発売されました。

このセミナーの内容は、株式投資で成功するためには、

(1)市場参加者の心理を理解することで自分の感情をコントロールすること&投資
家としての思考方式を身につけること
(2)市場から退場しないためのリスク管理の方法を身につけること
(3)売買手法を身につけること

が必要であるという考えのもと、(1)(2)(3)のそれぞれの内容についてお話する内容となっています。

個人投資家の方で損をされている方の中には、売買手法以前の心理面の問題やトレードに対する考え方が原因で失敗されている方が多いことから、まずはトレードに対する正しい考え方と心理面の悪影響を抑える方法についてお話しています。

また、損失を小さく利益を大きくを実践できなければ、トータルで利益を残していくことができませんので、そのために必要なリスク管理の手法についてお話しています。

その上で私が普段使っている売買手法の内容について具体的に紹介させて頂いています。

株式投資で手法を確立できずになかなか利益があげられなくて困っている方や、トレードで利益は出るけれども、時々大きな損失を出しては利益がなくなってしまうというような方に特に知って頂きたい内容となっています。

本日のポジション

ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
エムケーキャピタルマネージメント (マザーズ:2478)買い20株

無償交付のただ取り

アルデプロは今月末50株保有の株主に1株無償譲渡の予定です。
アルデプロ(8925)の現物50株買い&信用50株売りで株式ただ取りを狙ってみました。

逆日歩のリスクがあるので、
支払逆日歩+支払手数料<無償交付1株の価値 となれば利益、
支払逆日歩+支払手数料>無償交付1株の価値 となれば損失となります。

優待ただ取りと全く同じで、こうした手法は、参加者が多くなればなるほど逆日歩のリスクが高くなるのでギャンブル度は高くなりますね。

本日のポジション

エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
アルデプロ (マザーズ:8925)現物買い50株
アルデプロ (マザーズ:8925)信用売り50株

ヘッジ売りについて

先月、今月とヘッジ売りの難しさを痛感しています。
そもそもヘッジ売りというのは、相場全体の下落に対する保険として、買いポジションに対して一定の売りポジションを持っておくことで、相場の下落に対するリスクをヘッジするために行うものです。

ヘッジは必ずしも買いポジション全額にかける必要があるとは考えておらず、買いポジションが大きい時に、一定の売りを入れることで、差し引きの買い越し額が資産に占める割合が大きくなりすぎなければいいと考えています。

先月は、新興の買いに対して野村ホールディングをヘッジ売りをしていたところ、新興は下げ、野村は上昇したために両方のポジションから損失が発生してしまうことがたびたび発生しました。
今月は、新興の買いに対して新日鉄をヘッジ売りしていたところ、新興は大きく上昇し、新日鉄は横ばいであったため一時は大きな利益が出ましたが、ポジションをはずすタイミングが遅れたために、今月の利益を半減させてしまいました。

ヘッジ売りで考えなくてはいけないこととして、

1 銘柄選択
2 ヘッジをどの程度かけるか(ポジション全体をヘッジするのか一部をヘッジするのか)
3 ヘッジ銘柄が上昇した時の損きりを個別に行うのか、買いポジションとのペアトレードとみなしてポートフォリオ全体で行うのか
などといった問題点があります。

まず銘柄選択ですが、ヘッジ売りの銘柄は、流動性の高い大型株でボラティリティの高すぎないものがいいように思います。もちろん指数先物もありだと思います。
本当は新興市場の先物のようなものがあれば、新興銘柄のヘッジはしやすいのではないかと思います。
新日鉄の場合は、市場で最も人気化(仕手化)している銘柄であり、ヘッジ売りに適していなかったと思われます。

ヘッジをどの程度かけるかについては、相場全体の方向性と自分の資産に占めるポジションの大きさとの関係で決定すべきなのだと思います。

相場全体が上向きの時はヘッジなし又はヘッジは少なめ、相場全体が下向きの時はヘッジは多めにしておきたいとことです。
また、資金とポジションの関係については、500万円の資産で100万円の買いポジションであれば、ヘッジしなくてもリスクは大きくないでしょうし、500万円の資産で500万円の買いポジションであれば、下落リスクが大きいのである程度のヘッジを入れておくことを考えてもいいと思います。
つまり、資産にしめる買いポジションが大きいと感じたら売りポジションを入れてヘッジを入れておくということです。

損きりについてですが、私個人としては、ヘッジ売りの場合も個別に損きりを入れています。ただし、損きりをあまりきつめに入れると、ヘッジ売りの損きりが約定してヘッジがなくなった後で相場が下落した場合、両方から損失が出て踏んだり蹴ったりの状態になるので、通常の売買よりも損きりは緩めに入れています。

私自身、ヘッジ売りについては、始めてから2年程度でまだまだ研究途上ですので、ご意見等がありましたが、ご遠慮なくコメントして下さい。

本日のポジション

ニッシン債権回収(マザーズ:8426)買い200株
エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
住友信託銀行(東証1部:8403)買い2000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
住友不動産販売(東証1部:8870)買い1000株
みずほ信託銀行(東証1部:8404)買い10万株

自動売買「トレーリングストップ」注文

カブドットコム証券で1月18日から新しい注文として「トレーリングストップ注文」が使えるようになったようです。
トレーリングストップは、株価の上昇とともに撤退ポイントを引き上げていくことで、一定の利益を確保しながら、さらなる利益を狙うことができるリスク管理の観点からは非常に優れた手法です。
しかし、自分で撤退ポイントを動かしていく手間がかかるという欠点があります。

カブドットコム証券のトレーリングストップ注文では、高値から指定したマイナス幅下落した場合に自動的に逆指値の成行売り注文が発注されるようです。
これは自分で注文を変更する手間がかからない点でメリットがあり使える可能性があると思います。

ただ、よくルールを読むと繰り越しの場合のルールでは、トレーリングストップが下に移動することもあるようで(最初に設定した値段よりも下には下がらない)、この点はトレーリングストップの下に変更してはいけないというルールに反するもので、どうしてこのようなシステムにしたのかについては若干疑問が残ります。

本日のポジション

ニッシン債権回収(マザーズ:8426)買い200株
エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
住友信託銀行(東証1部:8403)買い2000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
住友不動産販売(東証1部:8870)買い1000株

利食いのタイミング

利食いを入れるタイミングというのは、買いを入れるタイミング以上に難しいものです。
私が利食いを入れる方法ですが、主として、買いシグナルと反対のローソク足(又はローソク足の組み合わせ)が出た場合に利食いを入れます。例えば、出来高を伴って大陰線とか、出来高を伴った長い上ひげとか、陽線を完全に包み込む陰線だとかそのような形の場合です。
本日エムケーキャピタルに利食いを入れたのは、金曜日の陽線を完全に包み込む大陰線(包み線)が出たからです。
また本日、アーバンコーポレイションに利食いを入れたのは、金曜日の陽線が本日の陰線をはらむ形となったからです。

ただし、そのような利食いのシグナルが出ても、それがだましとなることもよくあります。
上ひげが出たので売ったら、翌日にはその上ひげを越えていったという経験はされたことがあると思います。
利食いのシグナルで売った後にさらに上昇したからと言って後悔する必要はありません。むしろ後悔してはいけません。
利食いをした後に上昇することを気にしていてはいつまで経っても利食いなどできないからです。
相場の天井で売れる確率なんて天文学的に低い確率なのですから、利食いをした後に、その株価よりも上昇することは当たり前だと言えます。

上記の利食いの方法は短期のスイングには有効ですが、中期的なポジションの場合には、ちょっとした株価のちゃぶつきによってすぐにポジションを解消させられてしまうので、もう少しシグナルの出にくい方法がいいかと思います。
その場合には、株価が上昇するにつれて撤退ポイントを上に変更する方法であるトレイリングストップを使うことが考えられます。
また、中期的なトレンドフォローの売買であれば、トレンドが変わるまで(例えば25日移動平均線を下に抜けるまで)ポジションを持つという方法もいいと思います。

本日のポジション

ニッシン債権回収(マザーズ:8426)買い200株
エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
住友信託銀行(東証1部:8403)買い2000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
住友不動産販売(東証1部:8870)買い1000株
富士通(東証1部:6702)買い2万株
新日本製鐵(東証1部:5401)売り5万株

私のポジションサイジング

長いこと専業投資家さんから以下のコメントを頂きましたの私のポジションサイジングについてもう少し詳しくご説明します。

>avexfreakさんはこんな巨大なリスクはとらないと思うのですが、実際はどの程度のリスクをとりますか?それと現在のポジションの公表ではなくて、落としたポジションに関して公表したほうがいいと思いますよ。

実際のトレードでは、多くは20万円~50万円程度(資金の0.2%~0.5%程度)のリスクを取っています。直近のトレードで利益が多く出ている時や、相場の環境がいい時は若干リスクを大きめにする一方、損失が出ている時や、相場の環境が難しいと感じる時は、リスクは小さめにします。
1%を越えるリスクを取る場合というのは、1つの銘柄を戦略銘柄にして、計画的に買い増しをしていく場合などで、1注文で1%のリスクを取るということはほとんどありません。

ポジションに表示ついては、増減の表示のみでは、現在のポジションがわかりにくくなるので、大引けの時点のポジションの表示にしています。増減については、前日の記事と並べて見て頂くと分かるようになっていますのでよろしくお願い致します。

ポジションサイジングの方法(2)

本日は、ポジションサイジング(資金のうちのどれだけをそのトレードにかけるか)を決める具体的な方法としてリスク率モデルをご紹介します。
これは、投資資金の一定割合を1トレードあたりのリスクとして、そのリスクから計算してポジションのサイズを決定する方法です。
例えば、100万円持っていて、1トレードあたりのリスクを3%(3万円)とした場合。
 
銘柄A 時価 1000円 ロスカット 990円の場合、ポジションサイズは
3万円÷(1000-990)=3000株となります。

銘柄B  時価  200円 ロスカット 170円の場合、ポジションサイズは
3万円÷(200-170)=1000株となります。

この方法を使うと、1トレードあたりのリスクが一定となるため、トレードのリスクを管理しやすいメリットがあります。
1トレードあたりのリスクを一定としないで、リスクの%の上限を決めて、その範囲内でトレード毎にリスク率を決めてトレードを行う方法も、リスクを管理しやすいのでおすすめです。
私は、リスクの上限を資金の3%として、その範囲内でトレード毎にリスク率を決めてからポジションの大きさを決める方法を使っています。

本日のポジション

ニッシン債権回収(マザーズ:8426)買い200株
エムケーキャピタルマネージメント (マザーズ:2478)買い20株
エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
住友信託銀行(東証1部:8403)買い2000株
アーバンコーポレイション (東証1部:8868)買い5000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
住友不動産販売(株) (東証1部:8870)買い1000株
新日本製鐵(東証1部:5401)売り5万株