暴落のリスク

同時多発テロの時やライブドアショックの時もそうでしたが、数年に1回くらいは、今日のようになんの前兆もなく株価が暴落することがあります。
このような暴落に巻き込まれると、いくら損きりをきちんと設定していても、売り気配を切り下げていくために売ることができず、想定していた損失よりもはるかに大きい損失が発生してしまいます。

このような暴落リスクは、株式投資を行う上で避けて通れないので、いつ暴落が起きても再起不能にならない程度のポジションになるように日頃からリスクをコントロールしておくことが肝要です。

保有しているすべての銘柄について新興市場の銘柄は20%程度、東証の銘柄は10%程度の下落リスクを見ておけば、実際の下落がその数字を越えることはほとんどないと思います。
保有しているすべての銘柄がそれだけ下落しても耐えられるかどうかという点によってポートフォリオ全体のリスクの上限を設定するといいと思います。

もし、今回、大きすぎるポジションを持っていたために大きな損失が発生してしまったのであれば、今後ポジションの大きなをコントロールするいい機会だと思ってリスクの取り方についての勉強をされるといいと思います。

本日のポジション

なし

含み損益の心理的影響

株を買った後、株価が上昇して含み益のポジションがあると、気持ちにゆとりがうまれ、トレードにおいて的確な判断がしやすくなります。また、利益が積み上げることでリスク許容度が増して、チャンスを逃さずに仕掛けることができます。

反対に、株を買った後、株価が下落して含み損のポジションがあると、気持ちのゆとりがなくなり、トレードでも誤った判断をしやすくなります。また、損失が増えている状態では、リスク許容度が減って、トレードのチャンスの逃しやすくなります。さらに他にせっかく利益が乗ったポジションがあっても、それがなくなることを恐れて利食いが早くなることもあります。

このように、含み益は心理的にトレードに好影響を与え、含み損は心理的にトレードに悪影響を与えます。

この心理的な影響という面からも含み益をできるだけ積み上げていくと同時に、含み損をできるだけ摘み取っていく作業を行うことが有効です。
ポートフォリオの管理の基本は、含み益のポジションをできるだけ放置して含み益を伸ばし、含み損のポジションをできるだけ早く解消してさらなる損失拡大の可能性を摘み取ることです。

極端に言えば、いくつかの仕掛けを同時に行って、その中で含み益になったポジションだけを残していくことが利益を出す秘訣なのだと思います。

本日のポジション

ジャフコ (東証1部:8595)買い500株
SBIホールディングス(東証1部:8473)買い100株
楽天(JASDAQ:4755)買い200株
横浜銀行 (東証1部:8332)買い5000株
りそなホールディングス (東証1部:8308)買い30株

出遅れの銀行株、新興銘柄に投資妙味

今年のこれまでの相場の印象は鉄鋼など一部の銘柄に資金が集中する一極集中相場でしたが、昨日以降は相場つきが変わり、久しぶりに相場全体が上昇する相場になっています。

これまで相対的に出遅れていた銀行株や新興銘柄も動き出しており、これらの銘柄の中には上昇を開始して間もないものも多く、これまで上昇を続けてきた銘柄よりも投資妙味を感じます。
目先の戦略としてはこれらの銘柄への投資を中心にしたいと考えています。
私の現在のポートフォリオも出遅れ銘柄に照準を合わせたになっています。

本日のポジション

ジャフコ (東証1部:8595)買い500株
SBIホールディングス(東証1部:8473)買い100株
楽天(JASDAQ:4755)買い100株
三井トラスト・ホールディングス(東証1部:8309)買い5000株
横浜銀行 (東証1部:8332)買い5000株

利食いのタイミング

私は好材料で大幅高となった場合には、建玉の全部または一部に利食いを入れることが多いです。
昨日も琉球銀行が前日比10%以上の上昇となっていたため利食いました。

琉球銀行について言えば、本日はさらに大きく上昇していますが、私は利食いが間違いだという風には考えませんし、強がりとかではなく、全く気にもなりません。

利食いを入れた後でもまた買いの形となったのであれば再度仕掛ければいいことです。
そのような買いの形が整う暇もなく上昇を続けてしまった時は、縁がなかったのだとあっさり諦めるようにしています。

ルールに従って行動することの利点の1つは個々の結果にいちいち後悔をしなくていいということにあるのですが、そういう風に思えるようになるまではメンタルなトレーニングが必要かもしれません。

本日のポジション

ジャフコ (東証1部:8595)買い500株
オリエントコーポレーション (東証1部:8585)買い3万株

利上げ後も相場は強い印象

日銀は21日の金融政策決定会合で、政策金利の引き上げを決定した。金利を動かす対象としている無担保コール翌日物金利の誘導目標を現状より0.25%引き上げ、年0.5%とする。利上げはゼロ金利を解除した2006年7月以来、7カ月ぶり。福井俊彦総裁が利上げを提案、政策委員の8対1の賛成多数で決めた。反対は岩田一政副総裁。

 同時に、金融機関が日銀に担保を差し入れて資金を借りる「補完貸付制度」の基準金利(公定歩合)も現在の年0.4%から0.75%に引き上げた。

 長期国債の買い入れについては、当面、これまでと同じ金額、頻度で実施する。

 利上げの理由については「日本経済の先行きを展望すると、生産・所得・支出の好循環メカニズムが維持されるもとで、緩やかな拡大を続ける蓋然(がいぜん)性が高いと判断した」と指摘。「米国経済など海外経済の不透明感は和らいでいる。そのもとで、企業収益の好調と設備投資の増加が続くとみられる」との判断を示した。 (14:52)

nikkei netから引用

ここ数ヶ月ずっと相場の攪乱要因であった利上げ問題の決着がついたことは素直によかったと思います。
本来利上げは悪材料となるはずのリートや大手不動産株が、悪材料出尽くしということなのか堅調であるあたりは相場の腰の強さを感じさせました。
本日はこれまで出遅れていた銀行株が久しぶりに物色されていましたが、この材料により今後物色の対象に変化が出るのかについては引き続き注目しておきたいと思います。

本日のポジション

なし

M&A関連株について

ここ数日、スティール・パートナーズのサッポロホールディングスに対するTOBや、ボルボの日産ディーゼル工業に対するTOBなどにより、M&A関連株が賑わいを見せています。

今年は、会社を合併する際、消滅会社の株主に対して、対価として、存続会社の株式ではなく親会社の株式を交付して行う合併であるいわゆる三角合併の解禁が予定されていることもあり、M&Aは市場の大きなテーマになることは間違いなさそうです。

M&Aされやすい企業というのは、高度な技術力やノウハウを持っているのに時価総額が低く浮動株が多い会社や、資産価値があるにもかかわらず、有効に活用せずにいる会社などです。
一般的には、前者の例としては、鉄鋼、薬品、食品など、後者の例としては、キャッシュリッチな会社や含み資産株などが挙げられます。

雑誌などでもさかんにM&Aの対象になりそうな銘柄の特集が組まれていますが、食品株などがそうであるようにとにかく地味な会社が多く、先回りで買った会社が実際にM&Aの対象となる確率が低いことからすれば、M&A候補という材料だけで買いを入れるのは資金効率が悪いように思います。
M&A候補ということだけを根拠とするのではなく、他の理由といっしょに+αでM&Aのテーマにも乗るような銘柄を狙うことは投資方法として有効なのではないかと思います。

本日のポジション

琉球銀行 (東証1部:8399)買い5000株
ヨロズ (東証1部:7294)買い4100株
SBIホールディングス(東証1部:8473)買い100株

我慢のトレード

私は、トレードの成功が続いている時や資産が順調に増加している時は、ポジションサイズを大きくするとともに、トレードの頻度も高くします。反対に、損きりが続いている時や資産が減少している時は、ポジションサイズを小さくするとともに、トレードの頻度も低くします。

そうすることで、資産増加時においては、増加した資産の範囲内で積極的にリスクを取ることができ、資産減少時には、リスクを極力抑えることで、資産減少を抑えて、自分のトレード手法に適した相場環境になるまでの間、資金を温存することができるからです。

私は小型株の売買を得意としていることもあり、昨年の11月末以降の大型株の上昇相場には乗れておらず、先週から資産は減少傾向にあります。
そのため、最近はポジションサイズを小さくするとともに、トレードの頻度を低くして資産の減少を抑えるようにしています。
当分は我慢のトレードが続きそうです。

本日のポジション

りそなホールディングス (東証1部:8308)買い30株
琉球銀行 (東証1部:8399)買い5000株

ビジネスとしての株式投資、利益を上げる4つの視点

2月5日から、月曜隔週発行でお届けしている、「¥塾のトレードが面白いほどわかるメルマガ」の第2回目が2月19日(月)20:00に発行される予定です。

2回目のテーマは「ビジネスとしての株式投資、利益を上げる4つの視点」というタイトルでお届けします

株式投資を行う際に、ビジネスとしての視点を持つことで正しい考え方を身につけることができるということについて書いています。

このブログの左上の「トレードが面白いほどわかるメルマガ」と書かれたボックスにメールアドレスを入力してから「無料」ボタンで申込みができます。

前号のバックナンバーもご覧いただけますので、ぜひともメルマガを申込みいただければと思います。

ダヴィンチのニュースを見て思ったこと

【2月15日 10:49 テクノバーン】DAオフィス投資法人 <8976> が値幅制限の下限となる前日比10万円安の80万円まで気配値を切り下げてストップ安売り気配となっている。

前日14日に証券取引等監視委員会は金融庁に対して不動産投資信託運用のダヴィンチ・セレクトを行政処分するよう勧告。DAオフィス投資法人も同社に対して資産運用を委託しており、ダヴィンチ・セレクト絡みでの連想売りがでている。

ダヴィンチ・セレクトの親会社となる ダヴィンチ・アドバイザーズ <4314> の株価も値幅制限の下限となる前日比2万円安の12万7000円まで気配値を切り下げてストップ安売り気配となっている。

ここまでテクノバーンのニュースを引用

このダヴィンチのニュースには個人的には相当にショックを受けました。
新興不動産の中でも最も強い値動きをしていたダヴィンチは保有してこそいませんでしたが、有力な投資対象として注目するとともに、期待をしていたからです。

昨年来ずっとそうでしたが、新興市場や小型株に投資するリスクというものをこれまで以上に真剣に考えなければいけないと感じさせられました。

大型株に比べて新興市場や小型株に投資する場合に大きくなるリスクとしては以下のようなリスクがあると思います。

○コンプライアンス違反等のリスク
どの市場に上場しているかにかかわらず、この株式投資を行う以上このリスクは避けられないリスクですが、社内のコンプライアンス体制が大企業と比べて整備の度合いが低い小型株の方がこのリスクは大きいと思われます。

○業績の下方修正リスク
このリスクも、この株式投資を行う以上避けられないものですが、もともとの売上や利益の規模が大きい企業では、売上や利益が予想に達しなかったとしても分母の数字が大きいために、下方修正の率は小さくて済む一方で、もともとの売上や利益の規模が小さい企業では、売上や利益が予想に達しなかった場合の、下方修正の修正率は大きくなる傾向があり、インパクトは大きくなるということは言えます。

○流動性のリスク
上昇時には出来高があっても、下落時には全く出来高がなくなって売るに売れなくなるという流動性のリスクは小型株に顕著です。

このような大きなリスクと引き換えに、上昇時には、短期間での大幅上昇など大型株にないリターンが見込めるのであり、新興市場や小型株のリスクを十分に理解した上に投資をする必要があるとあらためて思いました。

本日のポジション

日本製紙グループ本社 (東証1部:3893)売り30株

四半期決算の功罪

最近の株式市場では、四半期業績開示によって株価が一喜一憂することが多くなったと感じます。特に事前の期待が高い銘柄は、普通の内容を開示するだけでも失望売りを浴びています。

会社計画の達成度や前年同期比較などによって短期的に買われたり売られたりしますが、これらの値動きは、本質的な企業業績の変化とは関係がないところでの値動きも多いように感じます。

例えば、不動産関係の会社は、第四四半期に販売が偏る傾向があり、第三四半期の業績はぱっと目が悪いことが多いです。しかし、普通の会社と同じように考えて第三四半期において75%以上の進捗率でないと、未達懸念といって売られることも多いです。
本日のラ・アトレも昨日発表した第三四半期への失望感からストップ安まで売り込まれ撤退を余儀なくされました。

値動きがあること自体はトレーダーにとっては喜ぶべきことなのかもしれませんが、多くの銘柄の決算スケジュールや発表内容を把握すること自体かなりの負担ですし、発表後の値動きによって逆指値が約定するなど短期的な値動きに翻弄されることも多く、どちらかというと私個人の感想としては四半期決算はマイナスの影響の方が多いように感じます。

本日のポジション

なし