ギャンブル相場という印象

今月に入ってからの相場は、海外市場と為替の影響を大きく受けるため、大きくギャップアップ、ギャップダウンすることが多く、翌日への持ち越しポジション次第で勝負が決まるギャンブル相場のような印象を受けています。
印象は印象として実際のところはどうなのかを検証してみました。

3月の1日~15日までの11営業日における 
|始値ー前日終値|の平均(=ギャップ幅の平均):113.55円
|当日終値-前日終値|の平均:223円

となっており、前日比の値幅のおよそ半分程度が寄付きのギャップによるものだといえます(寄付きの方向とは反対方向で引ける場合もあるので正確な数字ではありません)。
(比較対象がないので正確ではないですが)ギャップ幅の平均113円という数字を見る限りやはりギャップが大きいギャンブル相場だと言えるのではないかと思いました。
(年間の寄付きギャップ幅の平均値についてのデータをお持ちの方がいたらコメント欄でご教示下さい。)
個人的には当分は持ち越しのポジションをできるだけ少なくしておきたいと思います。

本日のポジション

SBSホールディングス【JASDAQ:2384】買い25株
KOBE証券【ヘラクレス:8709】売り15株
ケネディクス【東証1部:4321】売り10株

四季報の注目銘柄

私は、明日発売の四季報で来期経常利益が上方修正される見込みの銘柄と、来期予想が始めて掲載される銘柄のうち経常利益の増益率の大きい銘柄の中から魅力を感じる銘柄をピックアップして注目銘柄に入れています。
現在は急落局面ですので、四季報の内容のいい銘柄への投資によって利益を得られるかどうかは微妙ですが、相場が落ち着いてから、四季報の内容のいい銘柄が見直される可能性もあると思っています。

以下の銘柄が私の四季報注目銘柄です。
四季報の内容を参考までにご覧頂ければと思います。

野村ホールディングス【東証1部:8604】
新光証券【東証1部:8606】
岡三ホールディングス【東証1部:8609】
ミツミ電機【東証1部:6767】
東洋エンジニアリング【東証1部:6330】
大紀アルミニウム工業所 【東証1部:5702】
フェイス 【東証1部:4295】
ヨロズ 【東証1部:7294】
新日本建物 【JASDAQ:8893】
エイチワン 【JASDAQ:5989】
日本アンテナ【JASDAQ:6930】
エリアリンク【マザーズ:8914】
イントランス 【マザーズ:3237】
藤和不動産【東証1部:8834】
西友 【東証1部:8268】

(この記事は銘柄の推奨を目的とするものではありません。)

本日のポジション

コマツ 【東証1部:6301】売り4000株
ファーストリテイリング 【東証1部:9983】売り1000株
ネットエイジグループ 【マザーズ:2497】買い10株
MonotaRO 【マザーズ:3064】買い12株
KOBE証券【ヘラクレス:8709】売り20株

(注)買い煽りではないかとのご指摘があったので自己保有銘柄を除外しました。

日興株の上場維持

東京証券取引所は12日、不正な利益水増しが発覚した日興コーディアルグループの株式上場を維持すると発表した。記者会見した西室泰三社長は「(不正会計が)組織的、意図的とまではいえない」と述べ、不正の影響が重大な場合に上場を認めない東証の上場廃止基準には該当しないと判断した。日興をTOB(株式公開買い付け)で子会社化することを決めた米金融大手のシティグループは上場維持でもTOBの方針を変えない考えで、日興はシティの支援で経営立て直しをめざす。
不正会計が発覚した昨年12月以降、日興株は上場廃止の恐れがあることを投資家に周知させる「監理ポスト」に割り当てられていた。東証は上場維持決定を受け、13日付で監理ポストの割り当てを解除する。

ここまでnikkei net から引用。

東証に対してどのような政治的圧力がかかったのかは分かりませんが、この結論には投資家のみならず、多くの国民が首をかしげたことと思います。
大手証券会社が虚偽記載を行うなど詐欺的な行為を行い、またそこまでの悪事を行っても政治力によってにぎりつぶすことができるということで、我々がトレードを行っている証券市場というのは恐ろしい世界だなという印象を持たれたことと思います。
おそらくはこのような事件は氷山の一角であり、業界全体にはもっと深い闇があることでしょう。
私達投資家は、このような詐欺まがいの行為を行う証券会社や、公正さを欠いた胴元(取引所)、そして様々な不祥事を起こす企業に囲まれて、大切なお金を掛けているということをよく意識しておく必要があると思います。
証券市場はとてもアンフェアな面があり、恐ろしい世界だということを認識した上で、身ぐるみはがれないように、自分で自分を守っていくために必要な知識や方法を身につけていく必要があるのだと思います。

本日のポジション

SBIイー・トレード証券【JASDAQ:8701】売り50株
オプト 【JASDAQ:2389】売り20株
コマツ 【東証1部:6301】売り4000株
ファーストリテイリング 【東証1部:9983】売り1000株

注目銘柄のスクリーニングの方法

私は注目銘柄を探す際に、チャートの形状から見つける場合と、ファンダメンタルズで見て割安の銘柄を見つける場合と、2つの方法を併用しています。

チャートの形状から見つける方法というのは、できるだけたくさんのチャートを見て買いシグナルや売りシグナルを発して間もない銘柄や、これからシグナルが出そうな銘柄を探して、そのような銘柄が見つければ、四季報で業績の内容を確認して、問題がなさそう(PERが極端に高い銘柄や経営状態に不安がある銘柄などは除外)であれば注目銘柄に入れます。
そして適切な損きり注文を入れてトレードをした場合に、リスクに比べて大きなリターンが得られると思われる場合は買いにいきます。

ファンダメンタルズで見て割安な銘柄というのは、来期経常増益率と来期予想PERから見て極端に割安なものがあればチャートの形はさておきとりあえず注目銘柄に入れておきます。こちらも適切な損きり注文を入れてトレードをした場合に、リスクに比べて大きなリターンが得られると思われるチャートとなれば買いにいきます。

最近は好業績割安銘柄であっても市場が新興市場であるということだけで見向きもされない状態が続いているため、ファンダメンタルズで抽出した割安銘柄が買いのシグナルを発することがほとんどありません。

しかし、今週は四季報発売があり、好業績割安銘柄が見直されるきっかけとなる可能性はあると思います。好業績割安銘柄の発掘と、チャートのチェックだけはかかさないようにしたいと思います。

本日のポジション

SBIイー・トレード証券【JASDAQ:8701】売り50株
オプト 【JASDAQ:2389】売り20株
野村ホールディングス【東証1部:8604】買い5000株

日興コーディアルグループに対するTOB

「日興コーディアルグループの大株主である米投資ファンド、サウスイースタン・アセット・マネジメントは9日、米シティグループが提案している1株当たり1350円の日興株のTOB(株式公開買い付け)価格に不満を表明、現時点ではシティのTOBに応じない方針を発表した。

 サウスイースタンは米テネシー州に本拠を置き、9日時点で日興株を約6.6%保有している。日興株については「少なくとも同2000円の価値がある」としている。

 シティのTOBに関しては、7.2%を保有している米ハリス・アソシエイツが既に、TOBに応じない方針を明らかにしている。海外ファンドとシティの駆け引きが一段と激しさを増してきそうだ。 (13:09) 」

ここまでnikkei net から引用

日興株のTOB価格が1株当たり1350円の予定であると6日に発表されて以降7日、8日と日興株は、1353円~1380円というTOB予定価格の少し上で推移していました。
この株価の推移を見る限り、2通りの見解が対立しているということになります。

1つ目の見解は、TOB価格より上で売れるなら得だから売ろうあるいは株価はTOB価格に収斂するはずだから空売りをしておこうという考え方です。
もう1つの見解は、他の企業が対抗TOBを仕掛ける可能性やTOB価格が引き上げられる可能性があり、一方で最悪の場合でもTOB価格で売ることができるのであるから、日興株の1350円のプットオプション付きで株式を買うようなものだという考え方です。
例えば1353円で日興株を購入した投資家は最大損失は3円(買収防衛策の発動等によりTOB自体の撤回や買い付け価格の引き下げがなされる場合を除く)で今後の株価上昇による利益の可能性を手に入れていることになります。

本日は上記のニュースを受けてTOB価格が引き上げられる可能性があるとの見方から日興株は1410円まで上昇しましたためTOB価格の上で購入した買い方の勝利、売り方の敗北となっています。

このことは他のTOBでも応用可能な理屈だと思われます。
上限なしのTOBで(TOBの上限が設定されており、抽選となる場合はTOB価格で買い取られる保証がないため株価はTOB価格よりも低く推移する場合が多い:カブドットコム証券などがその代表例)、他の企業が対抗TOBを仕掛ける可能性やTOB価格が引き上げられる可能性があり、株価がTOB価格のすぐ上(数円上)にあるのであれば、買ってみる価値があるかもしれません。

一方で株価がTOB価格の上にあるという理由だけで安易に空売りはしない方がよさそうです。

本日のポジション

SBIイー・トレード証券【JASDAQ:8701】売り50株
オプト 【JASDAQ:2389】売り10株

株中毒にご注意を

昨日のメリハリをつけるという話と関係するのですが、トレードというのは毎日やっていると株中毒の症状を引き起こす場合があります。
株中毒になるとどんな時でもトレードをしないと気がすまなくなるのでメリハリをつけることの邪魔をすることが多々あります。

ここはトレードをすべきではないと考えていても、株中毒にかかっていると、猫が目の前を動く小動物に手を出すように、トレードに手を出してしまいます。
しかし、頭では休んだ方がいいと分かっていても、株価を見るとトレードをしてしまうということは、収益に悪影響を及ぼす可能性が高いです。

株を売却して現金ができると次に何かを買わないと気がすまない個人投資家というのは多いと思いますが、そうすると収益の機会であるかどうかとは無関係にトレードをしてしまう可能性が高くなります。

株中毒の症状として一番怖いのは、株式投資は収益をあげることが目的であるはずであるのに、本人も気がつかないうちにトレードを行うこと自体が目的となってしまう可能性があるということです。

休むも相場と言いながらトレードをしてしまう人は気をつけた方がいいかもしれません。

そういう私も携帯での株価チェックを一定時間行わないと気になって仕方がないのは株中毒の兆候かもしれませんw

本日のポジション

なし キャッシュポジション100%

めりはりの重要性

株式投資を長期間やっていると、明らかに簡単に利益が出しやすい時期と、明らかに利益を出すことが難しい時期の両方があります。
明らかに利益が出しやすい時期というのは、今年の1月相場のような相場で、相場全体が上昇トレンドにあり、ゆるやかに上昇を続けている局面などがその代表例です。
明らかに利益を出すことが難しい時期というのは、今月の相場のような相場で、相場全体が下落トレンドにあるときなどがその代表例です。

今月の相場は、全体相場が日足ベースで下落トレンド(*)に入っているので、リバウンドを狙っても長続きせず、非常に難しい相場になっています。
私は今月に入ってからは様子見スタンスですが、小さなロットで何度か入ってはその度に損失が発生しています。大きなポジションを取っていたらとても耐えられない相場だと感じます。

今年のように上昇相場から急に下落局面になるとついついそれまでの感覚で買いポジションを建ててしまいますが、これまでのようにうまくはいきません。
やはり相場にはメリハリが大事なのだと思います。

相場を張り続けなければいけない理由がある人でなければ、全体相場が上昇トレンドにある時にだけ投資をするということも立派な選択肢の1つだと思いますし、初心者の方にはこの方法をおすすめします。

私もポジションをさらに縮小するため追加で出金をしようと思っています。

本日のポジション

なし キャッシュポジション100%

(*)日足ベースでの下落トレンドの判断基準:25日移動平均線が下向きかつ株価又は指数が25日移動平均の下の場合下落トレンドと判断します(avexfreak独自のトレンド判断方法です。)。

新興市場のリバウンド

今日は久しぶりのリバウンド相場となりましたが、もっともリバウンドが大きかったのは、ここまで売り込まれ続け、個人投資家からも見放されつつあった新興市場の銘柄でした。
新興市場好きの私としては、新興市場のリバウンドは喜ばしい限りですが、昨日、本日の出来高が少なく、下げ止まりのシグナルとしては信頼性が低いため、今日のところは参加を見送りました。
チャートの形としても底の形を整えていない銘柄がほとんどで、あわてて参戦する必要はないという印象です。

本日のポジション

富士フイルムホールディングス【東証1部:4901】買い3000株
ホンダ 【東証1部:7267】買い2000株
三井不動産【東証1部:8801】売り3000株
三菱地所【東証1部:8802】売り3000株

アドレナリンに注意

本日は目先の下げが大きいことから、値動きの相対的に強い銘柄群のリバウンドを狙いましたが、ことごとく損きりとなりました。
これだけ相場のボラティリティが大きいことは年に1度あるかないかなので、多くのトレーダーは利益が出ていても、損が出ていてもアドレナリンが全開の状態となっていると思います。
こういう場面では、過度な興奮状態にあるために損失の痛みを感じないという副作用もあるので注意が必要です。

私も時々やってしまう失敗パターンは、始めは小さなロットで慎重にやっていたのに、損をしても変動幅が大きいのですぐに取り返せるような錯覚に陥って、一気に利益を上げようとついつい大きなロットで勝負をしてしまうことです。

現在は、そういう失敗をしてしまいやすい相場の環境にあるので注意が必要です。私も気をつけますので皆様もどうか気をつけて下さい。

本日のポジション

なし

市場暴落へ備える方法

2月5日から、月曜隔週発行でお届けしている、「¥塾のトレードが面白いほどわかるメルマガ」の第3回目が3月5日(月)20:00に発行される予定です。

3回目のテーマは「市場暴落へ備える方法」について書いています。

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