四季報発売日近づく

来月、6月15日に四季報が発売されます。
この四季報では3月期決算の企業について2009年3月期の業績予想が初めて掲載されるので、他の号と比べても非常に価値の高いものとなっています。
ここ最近は新興市場が下落トレンドにあったこともあり、四季報投資はあまり成果が出ていませんが、今回は、新興市場が目先の底を打ったと思われる動きとなっていることもあり、いつも以上に期待しています。

私が今回の四季報で注目しているのは、2009年3月期の経常増益率が高い銘柄と、ここ3ヶ月以内に上場された銘柄で初めて来期予想が掲載される銘柄のうち来期の経常増益率が高い銘柄です。

東洋経済の四季報速報プラスで、四季報でサプライズがありそうな銘柄を探す作業を日々行っていますが、この四季報速報プラスは、1銘柄づつコード番号を入力して、1銘柄づつしか中身が見れないので、この調査にはおそろしく時間を要します。
主要銘柄500銘柄程度調査するのに10時間くらいはかかりますが、宝探しをしている気分で個人的には好きな作業です。

日立製作所と三菱重工業はヘッジ売りです。
本日のポジション

ビックカメラ 【JASDAQ:3048】買い78株
住友金属鉱山【東証1部:5713】買い1000株
竹内製作所【JASDAQ:6432】買い2000株
日立製作所【東証1部:6501】売り1万株
三菱重工業【東証1部:7011】売り1万株

大きなポジションの心理的影響

私は、自分がトレードを行う際のポジションの大きさが大きすぎるかどうかを判断する場合、まずはそのトレードから発生する最大損失の金額を根拠にします。
その損失を自分が受け入れることができるかどうかでその大きさでいいかどうかを判断します。
その損失額は厳しいと思えば、自分が出してもいいと思う損失額までポジションの大きさを縮小していきます。

ただ、最大損失額を受け入れた上でトレードを開始しても、実際にそのポジションを持ってみると、やはり大きすぎたと思うことはよくあります。
例えば、ニューヨークの株価が気になって寝られないとか、その銘柄に関する情報をインターネット上で探してしまうとか、株価が下落する夢を見るなど、自分が不安感を持っていることを示す諸症状が出てきた場合には、やはりそのポジションは大きすぎると判断します。

そして、大きすぎるポジションはトレードに心理的な悪影響を与えるので、適切なサイズになるまでポジションを縮小するか解消することが望ましいと考えます。

先週末は、もちあいの下限に近いと判断して逆張りの買いを大量に持ち越ししていました。この戦略自体は正解だったのですが、昨夜は野村証券が急落している夢を見ました。この銘柄のボラティリティからすると、1万株というポジションサイズは少し大きすぎたようです。場中を見ていても、1ティック5万円の野村、1ティック10万円のダヴィンチ、1ティック7万円のビックカメラをそのポジションサイズで同時に保有するのは収益が大きくぶれてちょっとしんどい感じがしました。
全体的に上値が重いこともあり、野村とダヴィンチを利食ってポジションを調整しました。

本日のポジション

ビックカメラ 【JASDAQ:3048】買い70株
京セラ【東証1部:6971】買い2000株
住友金属鉱山【東証1部:5713】買い1000株

天与の買い場

だと自分に言い聞かせて今日はバカになって買いにいきました。
順張りの買いではずっと失敗しているので、逆張りで25日移動平均線で反発しそうな銘柄に指値の買いを入れていきました。
日経平均は下値を切り上げて三角もちあいを形成しています。
そのもちあいの下値付近なのでここは勝負どころだと考えています。

本日のポジション

ビックカメラ 【JASDAQ:3048】買い70株
ダヴィンチ・アドバイザーズ 【ヘラクレス:4314】買い100株
京セラ【東証1部:6971】買い2000株
野村ホールディングス【東証1部:8604】買い1万株
住友金属鉱山【東証1部:5713】買い1000株

25日移動平均線

昨年の下落相場でもそうでしたが、25日移動平均線がかなり強力な抵抗線として機能している銘柄の多いこと多いこと。
新興市場でチャートが右肩下がりの銘柄に特に多いです。
これを越えている銘柄と、これを越えることができない銘柄では天国と地獄ほどの違いがあるような気がします。
25日移動平均線を越えている銘柄は、全体が反落局面になってもすぐに投げてこない。投資家に余裕がある印象です。
新興市場の多くの銘柄を見ていて思うのは、ここから小さな二番底形成をして再度25日移動平均線にチャレンジしてくれるといいなということです。希望的観測ですが。

本日のポジション

吉野家ディー・アンド・シー【東証1部:9861】買い50株
ビックカメラ 【JASDAQ:3048】買い70株

逆指値の損きり注文

私は、ほぼ全ての銘柄について逆指値を使って損きりをしています。
「ほぼ」と書いたのはたまに流動性の低い銘柄に掴まってしまい投げることができずに手動で処理する場合があるからです。

逆指値の損きりを使うメリットは、場を見ていなくても、自分のポジションが許容範囲を越える損失となった場合に、自動的にポジションを閉じてくれるという点にあります。
特に私のように場に張り付いて見れない投資家にとっては、非常にありがたいものです。
もっとも私は仮に場が見れているとしても、逆指値を使うと思います。
それは手動で損切りを行うと、ポジションを閉じることに対して迷いが生じ、それによって損失を拡大させてしまう場合があるからです。

逆指値を使うデメリットは何かと言うと、逆指値+成行を使うと思いもしない(不利な)価格で約定する場合があるということです。
東証の大型株などは場を見ながら戻りを売れば逆指値を使うよりは有利な価格で売れるだろうと思うこともあります。

逆指値を使って損きりをした後に、株価が上昇したら?
それはデメリットとは考えません。
損きり一般に言えることですが、損きりをした後に株価が上昇する可能性は50%程度はあるので、株価が上昇したことによって損きりが失敗だったと考える必要はないからです。

最近のもち合い相場では、逆指値で損きりした後に上昇することが特に多いので、逆指値の損きりはやめたくなっている人もいるかもしれません。確かに損きり貧乏になりやすい地合いではあります。
でも、今のところ想定外の株価の変動から資金を守る代替手段がないので、逆指値で損きりすることはやはり必要だと思います。
目先のあまりに細かい値動きによって逆指値が執行されることを避けるための対応策としては、逆指値を現在値から少し離して入れることくらいしかなさそうです。

リバウンド狙いの買いは銘柄選択を失敗したようなので撤退しました。
日立製作所と三菱重工業の売りはヘッジ売りです。

本日のポジション

吉野家ディー・アンド・シー【東証1部:9861】買い50株
アパマンショップホールディングス 【ヘラクレス:8889】買い100株
日立製作所 【東証1部:6501】売り5000株
三菱重工業【東証1部:7011】売り5000株

リバウンド相場

本日は新興市場がかなり久しぶりにリバウンドしました。
大きな出来高を伴って上昇した銘柄も多く、またストップ高となった銘柄も多いので、底入れの可能性も十分あると思います。
引け後にチャートを見れいると、右肩下がりとなっている25日移動平均線をクリアできるかどうかがまずポイントになりそうな銘柄が多いように感じます。
これで新興市場が底入れに向かうのか一時的なリバウンドに過ぎないのかは何ヶ月か後になってみないと分かりませんが、これまで完全に見捨てられていた新興市場が全体的なリバウンドを見せたことは、ひとまず明るい兆しだと思います。

吉野家以外はリバウンド狙いで買った銘柄です。 

本日のポジション

フィンテックグローバル【マザーズ:8789】買い50株
楽天【JASDAQ:4755】買い100株
吉野家ディー・アンド・シー【東証1部:9861】買い50株

投資の前提条件が崩れた時

小型株を中心に株価は大きく下落していて、中には現在の値段であれば、中長期的に保有することでかなりのリターンが見込めそうなものもかなり出てきています。
そのように考えて、保有を始めたとしても、業績内容が下方修正されるなど投資の前提条件が崩れた場合には、損きりをした方がいいと思います。
私は最近、中長期投資をしていませんが、中長期的に魅力的だとで見ていた銘柄の数割が、業績の大幅下方修正などで、大きく売り込まれて、注目を始めた時の株価の数分の1にまで下落していることから、中長期投資であることを自分に対する言い訳にして前提が崩れているにもかかわらず塩づけすることの危険性を再認識しています。
投資期間が短期であっても中長期であっても投資の前提がなくなった場合は撤退するというのがやはり原則なのだと思います。

本日のポジション

ホンダ 【東証1部:7267】買い2000株

セリングクライマックスの雰囲気

新興市場がセリングクライマックスの様相を呈してきました。
昨年1月以降の新興市場は下落過程で買った含み損をかかえる投資家がたくさんいる状態であるため、戻り売り圧力が強すぎ、リバウンドがあっても戻りは限定的になってしまい、いつまで経っても底入れできないという悪循環に陥っていました。
私は、新興市場が底入れをするためには、下落過程で買った含み損をかかえる投資家がどれだけあきらめて投げるかが重要だと考えて観察していました。
そこため、セリングクライマックスが起きるかどうかに注目し続けてきました。
これまでは、あと1歩のところで中途半端に反発して底入れに失敗してきましたが、今日の新興市場には一部の銘柄にセリングクライマックスの雰囲気がありました。
新興市場は、ここで膿を出し切ることができれば、底入れの可能性が見えてくると期待しています。

本日のポジション
アパマンショップホールディングス(8889)買い143株
ビックカメラ(3048)買い33株

カップウィズハンドル

本日は、買いシグナルの1つであるカップウィズハンドルを紹介します。

柄のついたカップのようなラインを描くチャートパターンをカップウィズハンドルといい、底を判断する信頼性の高いチャートパターンと言われています。
出来高の推移としては底を這った株価が上昇するにつれて出来高が増えてきて、柄を形成するために一旦値を下げる部分では出来高が減少、そして抵抗線を突破する際に多くの出来高をともなってブレイクアウトが発生するといった推移が理想的とされています。
仕掛けのタイミングとしては、カップを形成した際の高値をブレイクした時とするのが一般的なようです。
カップウィズハンドルについては、「オニールの成長株発掘法」 の中で紹介されて以来、よく知られるようになったといわれています。

本日は、5月2日高値である128000円を突破したことで絵に描いたようなカップウィズハンドルを形成したビックカメラを購入してみました。

本日のポジション

ビックカメラ(3048)買い33株
千代田化工建設(6366)買い2000株

地雷を踏まずに走れるか

私はテクニカルで売買のタイミングを計りますが、ファンダメンタルズも必ずチェックして割安か割高かは判断するようにしています。
そして、ファンダメンタルズからのアプローチを行う場合、四季報に記載されている業績予想の数字が一応正しいものと仮定して、それをもとに判断することになります。
個人投資家としては、月次の発表を行っている一部の銘柄などを除いて、四季報を一応正しいものと信じる以外に調査の方法があまりないからです。
しかし、四季報の内容が全く実態とかけ離れている場合、思わぬ大損失を蒙るリスクがあります。

例えば、私が最近注目したアプリックス(3727)は昨日下方修正を発表しました。
その内容は従前の当期利益750百万円→-7,500百万円というひどいものでした。
従前の予想数字からすればそれほど割高とはいえない株価でしたが、赤字ということになれば株価の評価は全く違ってきます。

最近は、ファンダメンタルズからのアプローチに潜むリスクが顕在化する事例が頻発していて、「ファンダメンタルズから見て割安だから買い」という投資行動は非常に取りづらくなっているように思います。その前提が正しいかどうかと言われると正しいと言える根拠があまりないからです。

今の市場環境で投資をすることは、地雷がたくさん埋まっている草原を駆け抜けるようなものだなと感じます。
地雷がないことが確認できた道(決算を無事通過した銘柄)だけを歩くようにするしか有効な対策はないかもしれません。

本日のポジション
なし