ヘッジ売りについて

先月、今月とヘッジ売りの難しさを痛感しています。
そもそもヘッジ売りというのは、相場全体の下落に対する保険として、買いポジションに対して一定の売りポジションを持っておくことで、相場の下落に対するリスクをヘッジするために行うものです。

ヘッジは必ずしも買いポジション全額にかける必要があるとは考えておらず、買いポジションが大きい時に、一定の売りを入れることで、差し引きの買い越し額が資産に占める割合が大きくなりすぎなければいいと考えています。

先月は、新興の買いに対して野村ホールディングをヘッジ売りをしていたところ、新興は下げ、野村は上昇したために両方のポジションから損失が発生してしまうことがたびたび発生しました。
今月は、新興の買いに対して新日鉄をヘッジ売りしていたところ、新興は大きく上昇し、新日鉄は横ばいであったため一時は大きな利益が出ましたが、ポジションをはずすタイミングが遅れたために、今月の利益を半減させてしまいました。

ヘッジ売りで考えなくてはいけないこととして、

1 銘柄選択
2 ヘッジをどの程度かけるか(ポジション全体をヘッジするのか一部をヘッジするのか)
3 ヘッジ銘柄が上昇した時の損きりを個別に行うのか、買いポジションとのペアトレードとみなしてポートフォリオ全体で行うのか
などといった問題点があります。

まず銘柄選択ですが、ヘッジ売りの銘柄は、流動性の高い大型株でボラティリティの高すぎないものがいいように思います。もちろん指数先物もありだと思います。
本当は新興市場の先物のようなものがあれば、新興銘柄のヘッジはしやすいのではないかと思います。
新日鉄の場合は、市場で最も人気化(仕手化)している銘柄であり、ヘッジ売りに適していなかったと思われます。

ヘッジをどの程度かけるかについては、相場全体の方向性と自分の資産に占めるポジションの大きさとの関係で決定すべきなのだと思います。

相場全体が上向きの時はヘッジなし又はヘッジは少なめ、相場全体が下向きの時はヘッジは多めにしておきたいとことです。
また、資金とポジションの関係については、500万円の資産で100万円の買いポジションであれば、ヘッジしなくてもリスクは大きくないでしょうし、500万円の資産で500万円の買いポジションであれば、下落リスクが大きいのである程度のヘッジを入れておくことを考えてもいいと思います。
つまり、資産にしめる買いポジションが大きいと感じたら売りポジションを入れてヘッジを入れておくということです。

損きりについてですが、私個人としては、ヘッジ売りの場合も個別に損きりを入れています。ただし、損きりをあまりきつめに入れると、ヘッジ売りの損きりが約定してヘッジがなくなった後で相場が下落した場合、両方から損失が出て踏んだり蹴ったりの状態になるので、通常の売買よりも損きりは緩めに入れています。

私自身、ヘッジ売りについては、始めてから2年程度でまだまだ研究途上ですので、ご意見等がありましたが、ご遠慮なくコメントして下さい。

本日のポジション

ニッシン債権回収(マザーズ:8426)買い200株
エース交易(JASDAQ:8749)買い3000株
住友信託銀行(東証1部:8403)買い2000株
ラ・アトレ (ヘラクレス:8885)買い10株
住友不動産販売(東証1部:8870)買い1000株
みずほ信託銀行(東証1部:8404)買い10万株

Comments

  1. ヘッジ売り、高値圏にあるからと、勢いのある、強い銘柄だと踏み上げが怖いので、日経先物でしてますが、この上げ相場だと、「ヘッジ貧乏」になりそうなので、ちょっと枚数を控えてます。
     ヘッジ売りの損きりは緩めに・・実感あります・・
    上記の1、2、3、の他、avexfreakさんはどんなポイントで売り始めるのかお聞かせ願えたら嬉しいです。
    信用評価損益率、騰落レシオで過熱に当たりをつけてますが・・・
    avexfreakさんの日記、具体的に書かれているのでとても勉強になります。ありがとうございます。

  2. mariamiaさんコメントありがとうございます。
    「ヘッジ貧乏」まさに今月の私にぴったりの言葉ですw
    今月の利益の70%を保険料に当ててしまいました。
    売り始めるポイントですが、基本的にはローソク足の形や移動平均線の方向性、株価と移動平均線との位置関係、抵抗線などから判断しています。
    例えば、二番天井と思われる高値をつけて下落した局面とか、移動平均線が下げ始めている場面で移動平均線の下にある株価が移動平均線付近まで戻ってきたポイントなどです。

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