底入れの可能性を探る方法

株価を底値で買うと儲かると考えて、右肩下がりで値下がりを続けている株や底値圏で低迷している株を買う投資家は多いです。しかし、本当に株を底値で買うと儲かるのでしょうか。

ファンダメンタルズベースで割安と判断した銘柄について、時間をずらして分割買いする方法を用いる場合、底値買いで儲かる可能性があることは否定しません。
しかし、分割買いを用いない方法での底値での買いは個人的にはあまりおすすめできません。

新興市場の株などを見ていると、底値からのリバウンドを仮に安値から高値まで取れたなら50%は儲かる場合などがよくあります。しかし、この「仮に安値から高値まで取れたなら」は可能性が限りなく0に近いということを認識する必要があります。
実際にはその値幅の3分の1も取れれば大成功の部類です。

底値なのかどうかは、後になって分かることであって、株価が下落をしている最中にそれを知る方法はありません。むしろ、株価には慣性の法則が働くようで、下落を続けている株価というのは、「反対方向の力」が加えられない限りそのまま下落を続ける可能性の方が高いのです。
したがって、下落途中の株を底だと思って買ってもさらに下がる可能性の方が高いのです。

そして、下落を続けてきた株の下落が止まるかどうかは「反対方向の力」が加えられたかどうかがポイントとなります。
それを知る手がかりは出来高とローソク足にあります。
過去の出来高と比べて非常に大きい出来高は、それだけの売りが出たのに対して同じだけの買い手が登場したことを物語っています。
そのため、下落を続けていた株が底値圏で大きな出来高を伴って下落したり、反発したりした場合、「反対方向の力」が加わったことを推認させます。

また、ローソク足で長い下ひげや、陰線を否定する陽線などが出現した場合も、それだけ買い勢力が売り勢力を押し戻したわけなので「反対方向の力」が加わったことを推認させます。

このような「反対方向の力」を推認させる出来事が起きてから、買いにいくと底で買うよりも高い価格で買うことになりますが、下落中に買うよりは、資金の効率がよくなるので、私はこちらの方法をおすすめします。
さらにリスクを減らしたければ、二番底形成など底形成が完了してから買いにいく方法がおすすめです。

本日のポジション

○スイングトレード
ファンコミュニケーションズ 【JASDAQ:2461】買い20株

○その他
日興コーディアルグループ【東証1部:8603】買い2万株(現物TOB応募用)

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