地雷を踏まずに走れるか

私はテクニカルで売買のタイミングを計りますが、ファンダメンタルズも必ずチェックして割安か割高かは判断するようにしています。
そして、ファンダメンタルズからのアプローチを行う場合、四季報に記載されている業績予想の数字が一応正しいものと仮定して、それをもとに判断することになります。
個人投資家としては、月次の発表を行っている一部の銘柄などを除いて、四季報を一応正しいものと信じる以外に調査の方法があまりないからです。
しかし、四季報の内容が全く実態とかけ離れている場合、思わぬ大損失を蒙るリスクがあります。

例えば、私が最近注目したアプリックス(3727)は昨日下方修正を発表しました。
その内容は従前の当期利益750百万円→-7,500百万円というひどいものでした。
従前の予想数字からすればそれほど割高とはいえない株価でしたが、赤字ということになれば株価の評価は全く違ってきます。

最近は、ファンダメンタルズからのアプローチに潜むリスクが顕在化する事例が頻発していて、「ファンダメンタルズから見て割安だから買い」という投資行動は非常に取りづらくなっているように思います。その前提が正しいかどうかと言われると正しいと言える根拠があまりないからです。

今の市場環境で投資をすることは、地雷がたくさん埋まっている草原を駆け抜けるようなものだなと感じます。
地雷がないことが確認できた道(決算を無事通過した銘柄)だけを歩くようにするしか有効な対策はないかもしれません。

本日のポジション
なし

Comments

  1. ともなり says:

    こんばんわ。
    現在は、デフレから一巡した景気となっているみたいですが、全体サイクルが大底であった場合は、多少の良い材料であっても、その要素を周知した上で株価は暴騰を迎えるのだと思います。
    長期的には分かりませんが、短中期的には現在は天井圏であり、もう多少の材料では持ち合いとなるか、下手に材料が出たなら暴落となるのでしょう。
    景気が大底の際には、確たる利益予想になどあるかないのか分かりませんが(不況の底ですから、業績が良い訳がないし)、大底から成長後、IT社会で景気サイクルが極端に短いので、例えば、押し目買いだと思って買ったのが、景気の転換点に入っている事に気がつかず、凄まじいスピードでの下落に対応出来なくて、塩漬けで泣かされるなんて事がしばしばあるのだと思います。
    この得体の知れない需給社会の中での経営を強いられ、かつあの失われた10年を経験した今の企業ですから、どうしても利益予想は慎重にならざるを得ませんよね。それでも下方修正される訳だし。慎重に発表したはずの予想が外れるから、尚更投資家は不安になり必要以上に暴落するなんて事も起こるでしょう。
    ある意味、損切りで乗り切れるなら、まだ救いなのかもしれません…だから逆指値が使える証券会社に、投資家が集まり易いのでしょうか。

  2. avexfreak says:

    ともなりさんこんばんは。
    私も、全体相場がこれだけずっと横ばいなのは、数年間でずいぶんと上がった銘柄が多く、上昇余地が以前ほどはないのかもしれないと考えています。
    好材料にはそこそこ反応し、悪材料には過剰なほど反応する今の状況を見ていると下ぶれリスクを警戒せざるをえないですね。

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