ブルドックの上昇の理由は

本日はブルドックが新株予約権の権利落ち日で面白い値動きをしていたのでこれを調べてみました。

「ブルドックが先月24日の株主総会で導入を決定した防衛策の内容は、7月11日に既存株主に対して、1株につき3個の新株予約権を割り当てるというもの。スティールには予約権の行使を認めず、権利1個につき396円を渡す。スティールの持ち株比率は約10%から3%弱に低下するが、約23億円を手に入れる。
スティールは反発し、予約権発行差し止めの仮処分を申請したが、先月28日に東京地裁は申し立てを却下。」

以上までasahi.comから引用

つまり、昨日の終値1479円で、ブルドック株を購入した株主は、新株予約権3つを受け取ることができ、この新株予約権は取得条項に基づいて会社が取得し、代わりに株式が交付される予定なので、この場合、この株主は1479円でブルドック株4株を手に入れたことになる(ただし、株主が1円を払い込んで新株予約権を行使して株式を取得する可能性もあるとされている)。

詳細は会社のホームページ参照。

いずれにしても昨日終値で購入した株主の1株あたりの取得単価は約370円であり、これが権利落ち日である本日の株価の理論価格であるはずです。
ところが、本日のブルドック株は500円で寄り付き1365円で引けました。
これはなんと理論価格の3.6倍の株価です。

これには2つの理由が考えられます。

1つは、東京高裁が万一この新株予約権の発行差し止めを認めた場合には、新株予約権の発行は中止となり、この場合は、新株予約権発行による株式の希薄化は生じないこととなり、またスティール・パートナーズのTOB成立観測からTOB価格である1700円に鞘寄せする可能性があるという点です。

この点についての詳細は会社のホームページ参照。

新株予約権の発行が中止されれば、1株370円の価値しかないはずの株が実は1700円の価値があるということになるわけで、この可能性にかけてギャンブルをしている投資家がいる可能性はあります。

次に、新株予約権は株式になるまで売却できないため、以前の株式分割と同じ需給のひずみが生じていることが挙げられます。
新株予約権により発行される株式が市場に出てくるまでの間、株価が急騰し、いずれ暴落するという過去の株式分割のパターンを踏襲している可能性があると思います。

いずれにしてもブルドック株はマネーゲームの状態であり、高裁の判断によって急落する可能性もあることからすれば手出し無用であることは間違いないと思います。

本日のポジション
なか卯 【JASDAQ:7627】買い2500株
コメリ 【東証1部:8218】買い1000株
アルペン 【東証1部:3028】買い1000株
ドン・キホーテ 【東証1部:7532】買い1000株
エクセル 【東証1部:7591】買い1000株
助川電気工業【JASDAQ:7711】買い1000株

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