簿価の心理的影響

自分の建値にすぎない簿価というものは、本来、その銘柄の値動きとは全く無関係なものです。少なくとも一個人投資家の建値がその後の値動きに影響を与えることはほとんどないと言えると思います。
そうだとすれば、簿価を基準にした売買の判断を行うことには、本来は根拠がないということになります。
しかし、実際には、簿価が投資家の心理状態に大きな影響を与えることもまた事実です。
多くの場合、株価が簿価よりも高ければ、幸せな気分になり、株価が簿価よりも低ければ不安になります。
簿価付近で最も心理状態が変わりやすく、株価が簿価から大きく離れると、同じだけ株価が変動してもそのことによる心理的影響は次第に小さくなります。
このことは、株価が建値から大きく下にあると、損失の拡大に対して鈍感になることを意味しています。含み損のある銘柄を塩漬けにすることは、損失の拡大に対して鈍感になるので危険だということができます。
仮に、現在含み損のポジションがあって、現時点で客観的に判断しても、買いの理由があると思う場合には、一度損きりをして、再度買いなおすことも選択肢の1つだと思います。そうすることで、簿価が現在値まで下落することとなり、これまでと比べると値下がりに対して無関心ではいられなくなります。少なくとも塩漬けのままで放置するよりは損失の拡大を防ぐことができる可能性が高まると思います。
少し余裕がでてたので本日はこれまで封印していた逆張り買いを行いました。

本日のポジション
武富士(8564)買い1000株

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