広告モデルの限界~ミクシィ業績予想より~

先週末に今期予想を発表したミクシィ(2121)が成長鈍化懸念ということで本日はストップ安になっていました。

同社は、基本的には、会員制のコミュニティを無償でユーザー提供して、広告収入で利益をあげるというビジネスモデルです。
他社では、オールアバウトや、カカクコム、オウケイウェイヴなどもこのビジネスモデルです。
ユーザーは無料で様々な情報やサービスを受けることができるのに、それが事業として成り立つというのはすごく消費者には役に立つサービスであり、すばらしい仕組みを考えたものだと数年前までは私もこのビジネスモデルにとても感心していました。

しかし、この種のビジネスモデルの会社では広告収入が伸び悩んでいるようです。
おそらく、この種のビジネスモデルの事業というのは、参入障壁が低く、誰でも始めることができてしまうため競争にさらされやすいという面がありますし、ページビューが伸びることが広告収入に直結するわけですが、どれだけ良質のコンテンツを提供しても、どこかでページビューはピークに達してしまうので、どうしてもある程度のユーザーを取り込んだところで広告収入は頭打ちになってしまうという弱点があるのでしょう。
この先も企業として成長をしようと思えば、新たな収益源を探すことになりますが、カカクコムのように別の分野のサイトを増やすという横の広がりを目指す戦略以外の有力な解決策があまり見えてこない印象を受けます。
でも、他の分野のサイトを増やすという横への広がりだけではすぐ限界に達してしまうでしょうから、結局はなんらかの形でユーザーに課金するというビジネスモデルに少しずつ変貌していく他ないのではないかなと思います。
それはユーザーにとっては残念なことではありますが、良質なサービスを無料で受けられるということがむしろ例外的なのであり、仕方がないのかなとは思います。

この種のビジネスモデルの会社については、ちょっとこれから先の中期的な投資対象にはしずらい印象を受けています。

(注)
このビジネスモデルを詳しくリサーチしている訳ではないのでもし間違いがあればご指摘下さい。

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なし

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