長期の分散投資で不安な方へ

国内外の株式、債券などに分散投資をしている投資信託を購入されている方で、最近の基準価格の下落に不安を感じている方は、バンガードのコラム「なぜ今投資をやめる必要がないのかその4つの理由とは」が参考になると思います。
長期の分散投資をしていれば、過去においては必ずリターンが得られたとしても、今後も絶対に大丈夫という保証はありません。保有を続けることで損失が増える可能性は確かにあります。
しかし、もともと長期保有を前提で買ったものをここで投売りするだけの理由があるかは考える必要があると思います。直近数ヶ月のリターンだけで長期分散投資の有効性が消滅したと判断することは不可能だからです。
したがって、長期の分散投資をしている場合の現時点での最善の選択肢は一般論としては何もしないことではないかと思います。
もっとも、心配で気になって眠れないとか、仕事が手につかないとか、私生活に悪影響を及ぼすようであれば、ポジションの全部又は一部を損切りすることも選択肢の1つではないかと思います。

Comments

  1. petitbootang says:

    avexfreakさん、こんにちは。
    土屋さんのエントリー
    http://kenzo.enjyuku-blog.com/archives/2008_11_post_385.html
    にもある通り、普通の感覚を持っている投資家なら、投資信託自体を買わないと思うんですよ。
    長期分散投資の有効性自体も甚だ疑問なのですが、投資信託の場合は自分で銘柄や投資手法などを選択している訳ではないので、極めて危険度は大きいのではないでしょうか。
    バフェットが長期投資で成功しているのは、本当に有効なインサイダー的情報が手にはいるからで、闇雲に投資している訳ではありません。
    凡人、ゴミ投資家が長期分散投資と言って、色々な銘柄、商品、為替などに資金を振り分けても、大局的に見ると結局は同じバスケットに入っていると言うことが多いものです。
    ましてや、投資信託など極めて自由度が低い投資商品は、事実上リスクヘッジする方法がほとんど有りませんので、本来は金融商品についてきちんと勉強、熟知した人が購入すべきハイリスクな商品で、全く何も知らない素人に売り付けるようなものではないでしょう。

  2. avexfreak says:

    petitbootangさんおはようございます。
    今回の記事は国内外の株式、債券、不動産などに分散投資をされている投資信託を買った方から投げるべきかどうかを聞かれたので、それに対する回答です。一般的には投売りをすべきではないということになるかと思います。新規に買うかどうかというのと、すでに買った人が撤退すべきかどうかの判断は必ずしも同じではないと思います。

  3. petitbootang says:

    avexfreakさん、こんにちは。
    いえ、既にホールドしている場合でも、新規に購入する場合でも大差は無いと思います。
    購入した時期や購入単位などにもよるので一概に言い切れないことは承知しています。
    私が問題だと思っているのは以下の二点です。
    一般に認識されているよりは、実は相当にリスクがある商品であるにも関わらず、損切りすべきかどうかを自分で判断出来ないような人が購入しているというのが、まず一つ。
    そして、そのようなリスク商品を選択する際に、その商品が自分ではどうにも出来ないこと、自分の思惑と反対方向に行った(つまり、下がった)ときどうするか、と言った認識が無いまま購入を検討する人が多いことが、二つ目です。
    分散投資と言っても投資信託を選択する投資家は、買いからしか入れないのですから、どこかの株を買って放置しているのと実質的に変わりなく、自分の購入価額以上に上昇したときしか利益が出ません。
    このことは全く当たり前のことで少し考えれば分かるはずですが、多くの人は下がることをあまり念頭に入れていないのではないでしょうか?
    ましてや現在のように軒並み40~50%ものドローダウン(もっと凄いのも沢山あるが)を喰らうなどとは、完全に想定外のはずです。
    多くの購入者及び購入検討者はプロが運用しているから安心と言うことで、リスク商品に投資しているという意識が希薄ではないでしょうか。
    投資である以上は、プロにお任せしようが自分で運用しようが、その商品特性を十分に理解した上で行うべきで、また、相場そのものの勉強も必要不可欠でしょう。
    単に貯金のような感覚?かどうかは知りませんが、気軽に購入するとイタイ目に遭う商品であることは、うまくオブラートに包まれていることが多いので、致し方ないと言えば致し方ないですが。
    しかし、ちゃんと相場の勉強も併せてしていれば、こんなに下がる前に先物を売るなりプットを買うなりして、手当が出来たはずです。そうすれば、持ち続けるにしろ投げるにしろ、傷は浅かったはずですから。
    自分のお金なのに、本当に信用出来るかどうか分からないものに、簡単に預けてしまえるのは本当に不思議ですね(^_^;)

  4. avexfreak says:

    petitbootangさん
    本文を少し修正しています。
    アセットクラスが十分に分散されていることを前提にすると、理論上は投資をはじめるタイミングを問わないということになっています(実際にはタイミングによって収益は変わってきますが)。長長期で見ると、どの期間をとっても損はしないというのが前提にあるからです。この前提が崩れた場合はともかく、そうでなければ、長期保有を前提でこういう分散投資商品を買ったのであれば途中で損切りをすべきではないと思います。
    またこの前提が崩れたときには、各国の年金や公的資金もこれまでの運用方法が間違っていたことになり、世界中で資産運用は崩壊することになり、そのときは株式市場も崩壊することでしょう。
    私も投資信託が有害な商品であることは理解しています。銀行や郵便局の窓口販売が解禁されたことで、すすめられるままにリスクについてはよく分からず買ってしまって損をしている人が多いのではないかと思います。
    銀行から投信を買わないか営業をかけるのは禁止した方がいいのではないかと思います、個人的には。
    リスクを取るつもりがない資金を銀行に入れているのに、その預金の情報を銀行が投信の営業に使うことはいかがなものかと思うからです。

  5. petitbootang says:

    avexfreakさん、こんにちは。
    日本を投資立国にしようという話が以前にありましたよね。現在も継続中なのかどうか分かりませんが、それがこういう話なのでしょうか?
    なまじっか欲を出さなければ、銀行預金などでそれなりにお金を持っていた人たちが、今回の暴落で莫大な資産を飛ばしたと言う話をよく聞きます。
    私の知人も五千万円が百万円になってしまい、音信不通になっています。
    投資って本当に不思議なものですよね。
    お金という欲望の固まりと言うか象徴を得るためには、その欲を消し去らないと儲からないのですから。
    なんとも皮肉なものです。

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