業績は後からついてくる

昨年は、これだけ株価が下落してPERが低くなってきたので、日本株は割安だと意見もよく聞かれました。
しかし、今となっては、相次ぐ業績予想の下方修正によって、日経平均のPERは、ダウのPERよりも大きくなってしまっています。
業績の悪化により、株価が下落する局面では、PERが低いから割安という議論は無意味です。
たいていの場合、株価変動の後になって業績が悪いという実態がついてくるからです。
反対に、業績の回復局面では、PERは大きな数字のまま株価が上昇することがありますが、この局面でも、後から業績回復という実態がついてくるので、PERから見て割高だからと言って、売りから入るのは全く無意味どころか大きなやけどをする危険性があります。
むしろ、この局面ではPERが大きいまま株価が上昇して空売りがたくさん入るような銘柄はよく上げるものです。
今後は、足元のPERは関係なく、来期やさらにそれ以降の回復力で選別する相場になるのではないかと思っています。

現在のポジション
なし

静観

ダウ、日経平均共に重要な節目である8000ポイントを割り込んできています。
ここまで8000円の支持線を背景に買いと利食いを細かく繰り返してきましたが、8000円を割り込んだのでこの戦略もここでお休みです。
目先はボラティリティの増大局面に入ってきており、しばらくは静観したいと思います。
ここから下は昨年安値6994円に対する安値チェック(本当にこの安値でいいのかどうかを確認する動き)に入る可能性があるのでシートベルトをしっかりと締めておきたいと思います。
指数自体にも注目していますが、個別株でも主力銘柄が過去数か月の安値を割ってくるかどうかに注目しています。

現在のポジション
なし

ニューヨーク休場でもシカゴは動いてる

昨晩ですが、ニューヨークが休場でもシカゴのダウ先物はやっていたようで、結構動いています。
それにつられてシカゴの日経平均先物(円建て)は8060円まで下落しています。
ニューヨーク休場だとギャップがほとんど空かないと油断しているとこういうこともあるのですね。
今後、記憶の片隅に入れておきたいと思います。

現在のポジション
なし

シナリオと戦略

私は相場に対してシナリオを何通りか用意して、そのシナリオ毎にトレード戦略を構築しています。
そして、シナリオが崩れたときには、そのシナリオに基づいて建てたポジションも解消します。
ここでいうシナリオというのは、私の場合はテクニカルで判断したシナリオのことをいいます。
例えば、現在は、8000円~9500円でのもち合いシナリオを前提に戦略を構築しています。
また終値ベースで8000円を割れた場合は、再度8000円を越えてもち合いに戻るシナリオと、昨年安値に対する下値チェックに入るシナリオの2通りのシナリオを考えています。

ただし、シナリオは相場の先行きの予想ではありません。
極端な話、シナリオが当たるかどうかはどちらでもいいのです。
想定したシナリオから外れた場合は、シナリオを放棄するなり、修正するなりすればいいからです。
それでは、なんのためのシナリオかと言うと、自分が現在の相場に対して取るべき立場を明確にして、それと矛盾する行動をしないためのものです。
シナリオを想定して戦略を明確にしていないと、衝動的な売買をして失敗してしまうことが多いからです。

現在のポジション
なし

新生銀行の「実りの特別円定期」

昨年にも書きましたが、新生銀行の「実りの特別円定期」はしばらく使わない資金を入れておくにはかなり有利な選択肢だと考えます(ただし1000万円以内で)。
5年もので年1.7%の金利というのは、1月15日に発行された個人向け国債5年ものの金利(0.8%)の倍以上だからです。

通常、金融商品のリターンはリスクと交換に手に入れるものです。
国債よりも高いリターンの商品は、国債よりもそれだけ大きなリスクを取っているということを示しています。

新生銀行などの銀行が、国債よりも高い金利を提示している場合、預金者はどういうリスクを取っていることになるのでしょうか。
それは、おそらくその銀行の信用リスクを取っていることによるものだと言えるでしょう。

しかしペイオフによって1000万円までの元金とそれに対する利息は保護されているので、信用リスクは元金1000万円まではノーリスクになっているのです。
したがって、本来は国債よりも高いリスクを取ることで得られるはずのリターンが、リスクの上乗せなしで得られるというおいしい商品といえるのです。

というわけで私も新生銀行に1000万円預金しています。

こういう説明をするとずいぶんお得な商品に見えてきませんか?

新生銀行の預金のよさを力説したところで私には1円も入ってきませんがw、有利な商品だと思うので紹介しました。
特に、全財産を普通預金に入れたままで、運用をする暇がない方にはおすすめします。

現在のポジション
旭硝子(5201)買い5000株

買い出動

8000円というのは重要な支持線だと認識しているのと、8000円を維持できるかどうかが、もち合いシナリオを維持するかどうかの分岐点にもなっています。
損切りになっても深手は負わないで済む水準なので、ここで買い出動してみました。

現在のポジション
cme nikkei225(円建て)@8000 買い1枚
旭硝子(5201)買い5000株

札幌ワンルームマンションのその後

2006年に420万円で札幌市内に購入したマンションですが、購入当時は、共益費、修繕積立金を控除した後の賃料収入が3.9万円で実質利回りが11.1%ありました。
しかし、札幌市内ではマンションが供給過剰になったことで、賃料相場が大きく下落しています。

昨年12月に賃借人が出たので、新しい賃借人の募集をかけたのですが、賃料相場を周辺相場に合わせると3.1万円まで下がってしまっていました。
2年で20%の賃料下落はかなり痛いです。

全額キャッシュで買っているからいいようなものの、借入で買っていたら賃料が2年で20%も下落したら簡単に資金計画が破たんしてしまいそうです。
利回りが○○%あるので、何年くらいで回収できるだろうと考えて買うわけですが、賃料の下落がここまで大きいことはなかなか事前には想定できません。
また空室リスクというのも事前に想定はしているものの、環境の激変によって、全く借りてがつかなくなってしまうことがあるので、何十年も先まであらかじめ想定するのはかなり難しいです。

幸い、札幌の物件は、市内中心部で駅徒歩1分の比較的競争力の高い物件だったので、新しい賃借人はなんとか見つかりましたが、不動産投資をする場合は、余裕資金またはキャッシュの比率を高めにしないと怖いなあと改めて思いました。

よくあるワンルームマンションの勧誘で、ほとんど全額借入で買っても、賃料で借入金返済できますなんてのがありますが、あれは本当にリスクの高い商品だと思います。

連休中に

ダウは4日続落で8473ドルまで下落、シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は8475円まで下落しています。
日経平均は、12月上旬から1月7日高値9325円をつけるまではじりじり上昇だったのが、仮に本日8500円まで下落するとここまで1か月の上昇を打ち消すことになります。

CFD取引の差金決済メリット

私はCFD取引でダウ先物の取引をしていますが、CFD取引の場合差金決済となっています。
差金決済は為替手数料と為替リスクの面ではメリットがあります。

もし差金決済でない取引の場合、ダウ先物を買う場合、円をドルに換えて、ドル建てでダウ先物を買うことになります。
そして、決済する際には、ドル建てのダウ先物を売却して、ドルを円に換えることになります。
この場合、往復で為替手数料がかかりますし、ポジションを保有している間の為替リスクを取ることになります。

CFDの差金決済の場合、
1単位当たりの収益は、(決済値-建値)×取引単位×決済時の為替レートで計算されます。

例えば、ダウ先物を8500ドルで買い建てて9000ドルで決済して、その時の為替レートが90円だとすると、為替手数料を考慮する前の収益は、
(9000-8500)×5×90円=22.5万円となります。

ドル資産を買い建てていますが、保有期間の為替変動リスクはありません。
決済時の為替レートがいくらかという点だけが収益に影響します。

また、為替手数料については、損益が発生した時点の為替レート(インターバンクの気配値)に手数料(ひまわりの場合は0.5%)を加算して日本円へと両替されることとなっています。

これは、どういうことかというと、上の例と言うと、収益が2500ドルと確定した時点で、為替レートは90円に手数料0.5%を引いた、89.55円で計算しますよということです。

つまり実際の受け取りは
(9000-8500)×5×89.55円=22万3875円
となります。
1125円は為替手数料で引かれたことになります。

差金決済ではない場合、往復でポジション全体に為替手数料がかかります。
仮に0.5%の為替手数料がかかるとすると、
8500ドル×5×0.5%×90=19125円
9000ドル×5×0.5%×90=20250円
合計で39375円の手数料がかかってしまいます。

このように比較してみると差金決済により、ポジション全体に為替手数料がかからず、実際に発生した収益にだけ為替手数料がかかるというメリットがいかに大きいか分かると思います。

現在のスタンス

指数が日足ベースで上昇トレンド入りしていますし、個別銘柄も上昇トレンド入りの銘柄が増えており、チャート的には売りから入りにくい状態です。
一方で12月中旬からの上昇相場には乗り遅れていますし、目の前には9500円という節目が迫ってきているので、ここから買うのもどうかと思うので買いからも入りにくい状態です。
そのため、今は個別株については様子見しています。
個人的には、指数は8000円台~9000円台でのもち合いになって個別株の循環物色になるのかなというイメージを持っています。
2004年相場のような比較的狭いレンジでのもち合い相場でエネルギーを蓄積するような展開になると、その後が期待できるのではないかと思っています。

基本的に、日経平均先物の円建てとドル建てのペアトレードは相場が動かなければ時間の経過とともに儲かるポジションなので、今年はこれまでのところ順調です。