企業年金が株式配分引き下げ

「企業年金基金の一部が運用ポートフォリオの株式配分を引き下げている。世界金融危機に伴う急激な株安や円高で、2008年度の運用利回りが過去最低のマイナス水準に落ち込むため、変動幅が大きい株式の配分を落として運用リスクを抑制するのが狙い。」

以上ロイターより引用

機関投資家の資産運用の基本になっているポートフォリオ理論というのは、ポートフォリオの収益は複数の資産の収益からの加重平均で構成される一方で、ポートフォリオの標準偏差(リスク)は複数の資産それぞれの共分散から構成されるため、相関性の低い資産を組み合わせると、リスクを低減することができるというものです。

この理論自体は正しいのですが、ポートフォリオを構成する資産のリスクが高まったり、資産間の相関関係が高くなれば、当然、ポートフォリオ全体のリスクは上昇してしまいます。

昨年の大変動によって、株式のリスクが想定した以上に高かったとか、他の資産との相関が想定よりも高かったということになれば、ポートフォリオ全体のリスクを抑えるためには、株式への配分を引き下げるしかないとなるのは、当然の帰結と言えそうです。
このため、年金のようなリスク許容度が高くない資金では、リスク資産の配分を引き下げる動きが広がる可能性があります。
こうした動きがどこまで広がるのかには注視しておきたいと思います。

日経マネー5月号

先月、日経マネーでCFD取引について取材を受けました。
今月発売された日経マネー 2009年 05月号にその時の記事が掲載されています。
3月に入ってからはトレンドが発生しているため、この記事に書いた逆張り的手法はあまり機能していません。
もっとも、またレンジ相場になったら使おうと思っています。

損切り

損切り
日経平均は強いですね。
先週末のシカゴでは日経平均先物は7750円になっていたのですが、本日の大証では8000円回復の動きとなり、後場寄り付き(8120円)で損切り約定となりました。
調子悪い時は、様子見に徹するか小さいポジションでぼちぼちやっていくことにしているので、しばらくはノーポジションの状態となりそうです。

現在のポジション
なし

CBの利回り

最近、既発のCBの利回りが気になってよくチェックしています。
ここ2週間くらい、オリックスあたりの利回りは落ち着いてきています。
一方で、CSKの利回りの上昇は止まりません。
シャープは先日社債の発行を公表してから、4%だった利回りが2%台まで急低下しています。

気になる銘柄と最終利回り
CSK HD    98.863%
オリックス   6.548% 




野村総合研究所 3.191%
NEC     3.143%
シャープ 2.975%

現在のポジション
先物ミニ@7900円売り5枚 

打診売り

日経平均は8000円台を回復できるのかどうか正念場となっています。
私は、8000円の壁を背景に打診売りを入れてみました。
このタイミングであれば、損切りになっても傷は浅くて済むので。
もっとも、チャート的には、7600円を越えたことで、もち合いからの上放れになっており、それほど力を入れて売る場面ではないと思っています。

本日のポジション
先物ミニ@7900円 売り5枚

近況

最近ですが、ほとんど個別株の売買はしていません。
何回か打診買いを入れていますが、それらは損切りになっています。
今年の売買は、大証先物とCFD取引が中心です。

CFD取引では、メジャーSQを通過したので円建てとドル建てのスプレッドを取る取引に期待していたのですが、最近のボラティリティの低下によって、スプレッドが80円~100円程度しかなく、妙味が少ないのでがっかりしています。

現在のポジション
なし

ダウ先物と日経平均先物との関係

今年に入ってから連動性が高かったダウ先物と日経平均先物との関係ですが、2月24日あたりから、この連動性は崩れはじめました。
そして、3月5日には瞬間的に、日経平均先物はダウ先物+700ポイントまでいきました。ダウ先物との比較ではこの日が最も日経平均が強かったことになります。
しかし、3月5日を境に、日経平均先物はダウ先物に対する相対的な強さがなくなってきており、今日の大引け時点では、日経平均先物はダウ先物+300ポイント程度まで落ちてきています。
ダウ先物と日経平均先物の相対的な位置関係は、為替の動向にも影響を受けるので、仮にさらに円高が進むとすると、日経平均先物はダウ先物と同じくらいの水準に戻るのではないかと推測しています。

7000円の攻防

日経平均は、7000円を割れそうで割れない、個別はぼろぼろでかなり難しい相場です。
私自身も、3月に入ってからというもの、買い銘柄は投げて、売りは踏まれ、散々です。

年金資金は、国内株式を一定比率買うと決めているので、株価が下がって、保有比率が下がると、自動的に買いにくるという面があり、ここにきての連日の大量買いになっているのかと思います。
しかし、有名ブロガーのぐっちーさんも指摘されていますが、4月以降は、国内株式の比率を引き下げるでしょうから、今度は公的年金が売り手として登場してくる可能性があり、そうなると今とは反対になんでこんなに日本株は売られるのという場面もあるかもしれません。
いずれにしても中長期の買いはまだ早いかなというのが私の認識です。

現在は支持線7000円の攻防となっていますが、どちらかというとこれは割れる可能性が高いかなと思って見ています。

買い支えられている日経平均

   日経平均  ダウ      ドル
2月24日終値 7268円 7350ドル  96.71円
3月3日終値  7229円 6726ドル  98.02円

この1週間でダウは624ドル下落したのに対して、日経平均は39円しか下落していないことになります。
為替が円安になってはいますがそれだけでは説明がつかないくらいの差がついています。
ここまで異常に日経平均が支えられているのは3月末に向けての指数買い支え又はそれに対する期待によるものだと思われます。
しかし、あまり無理に買いあがると、後が怖いのでかえってまともな投資家からの買いが入らないのではないかと懸念するのですが。
あまりに不自然な相場なので触らない方がいいかなと思って傍観しています。

2月の成績

2月の成績を集計しました。

資産推移 
2008年1月 93,500,000円→93,698,452円(+198,452円)
2月 93,698,452円→95,055,503円(+1,357,051円)
3月 95,055,503円→95,373,264円(+317,761円)
4月 95,373,264円→96,963,094円(+1,589,830円)
5月 96,963,094円→98,575,833円(+1,612,739円)
6月 98,575,833円→98,596,864円(+21,031円)
7月 98,596,864円→99,680,245円(+1,083,381円)
8月 99,680,245円→98,747,426円(▲932,819円)
9月 98,747,426円→100,975,517円(+2,228,091円)
10月100,975,517円→74,490,857円(▲26,484,660円)
11月   +285万2976円
12月   +174万2063円
2009年1月 +184万9853円
2月    +14万4396円

コメント:今月は、ダウ先物買いと日経平均先物売りのトレードで、前半は利益を出していましたが、月末にかけて急速に円安が進んだことで、日経平均先物が相対的に強くなり、損切りとなりました。
個別株は7600円水準で打診買いを入れていましたが、すぐに10%程度下落して損切りとなりました。個別株の買いはまだ難しい環境だと改めて感じました。