GMの債権者の選択

「経営危機に陥っている米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、破産回避の鍵となる債務削減交渉で期限内に合意できなかったのは、債権者が破産の方が“得”と見切り、強気の姿勢を崩さなかったためだ。ヘッジファンドを含む数千人規模の債権者の多くが、債権が焦げ付いた場合、損失を保証してくれる「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」を結んでいることが強気の背景にある。」

ここまで産経新聞から引用。

債務者の破たんによる損害から債権者を守ってくれるCDSが、破たんの引き金を引く1つの要因となっているとは、おかしな構図ですね。
もっとも、だからと言ってCDSが悪いわけではないと思います。
保険金殺人があるからと言って保険が悪いわけではないのと同じだと思います。

分かりやすく言うと、

医者:「これだけ医療費を出してくれたら親父さんを助けてあげるよ。大黒柱の親父さんがこのまま亡くなったら困るでしょう。」
息子:「いや、そんなに高い医療費出すくらいなら、保険金もらう方がいいです。」

という構図ですね。

この例だと息子の判断は道徳的にどうかと思いますが、GMの債権者としては経済的な合理性で行動するのは当然なので、それは仕方がないのかと。

ダウと日経225先物のスプレッド取引

もち合いでの推移となっていることもあってダウと日経225先物のスプレッド取引が順調です。
ダウ先物と日経225先物はかなり連動性が高く、日中ではスプレッドが広がったり、狭まったりしますが、1日のある時刻に決めて定点観測すると、普段はそれほど大きな変動をしません。

そこで、定点観測したスプレッドの状況を見ながら、日中のスプレッドの変動をトレードしています。

例えば、今日は日経225先物がダウ+1000~+1100での推移と見ていたので、

スプレッド1060×3売りで仕掛けて
(ダウ8290買い&日経225先物9350売り)、

スプレッド996で2枚利食い
(ダウ8254売り&日経225先物9250買い)

スプレッド1025で1枚利食い
(ダウ8255売り&日経225先物9280買い)

といった感じです。

このトレードは手数料を控除する前で、約16万円の利益になりました。

もちろん損切り水準を決めてトレードしないと、もち合いゾーンから離れてトレンドが発生するととんでもない損失になるので、事前に損切りラインは決めてトレードしています。
今日の場合はスプレッド1100超えが撤退ポイントでした。

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こちらのレポートには、シカゴマーカンタイル取引所の日経225先物取引やダウ先物取引についての基本的な説明のほか、日経225先物とダウ先物のスプレッド取引や、日経225先物の円建てとドル建てのスプレッド取引などについても書いていますので興味がある方は参考にしてください。

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相対的に強い日経平均

ここ最近の円高進行にもかかわらず、日経平均はダウと比べて相対的に強い動きとなっています。
ここ数週間はずっとダウ先物と日経225先物のスプレッドは800~1000で推移していました。
円高の進行にともなって下に放れるのではないかと注目していたのですが、今日の午前中にスプレッドは1000ポイントの壁を超えて、前場の引けでは1050ポイントとなっていて、上に放れる形となっています。
今回の円高進行局面において、先日書いたスプレッドがおおむね円相場に連動するという動きは崩れました。
今回の円高局面では日経平均が全く悪影響を受けていないのが不思議です。

現在のポジション
なし

個別株売買が足を引っ張る

今年はずっと先物やCFDで稼いだ利益を個別株の売買で削っています。

今年のここまでの収益内訳
先物、CFDの収益 約260万円
個別株の収益   約▲200万円

昨日のドコモも日中足で14万円の支持線を意識する値動きで140100円で購入、損切り139900円に設定してトレードしていました。
こういう時価に極めて近い損切り注文は持ち越すと危ないことが分かっていたので引け成注文を入れようとしたのですが、少し遅れて間に合いませんでした。
結局、今日寄り付きの139100円で損切り。
想定した損失の5倍の損失になってしまいました。
金額は5万円と微々たるものですがこういうミスはメンタルに悪影響を及ぼすので馬鹿に出来ません。
最近はミスのことばかり書いていますが、今月は、誤発注以降は比較的好調です。

現在のポジション
なし

近況

日本市場の取引時間中はもち合い。
日本市場の取引時間が終えてからダウ先物が動き出し、それに連れてイブニングセッションで日経225先物も動き出すことが多いです。
日本市場は欧米の夜間市場のようになっているので、短期の値幅狙いなら日経225先物よりもダウ先物の取引の方がやりやすく感じます。
ダウ先物で、日本市場が終了した後に発生するトレンドの方向につく順張りの買いとダブルヘッドを確認してから売りで入るトレードはここのところ順調でここ2週間で70万円くらいの利益になっています。
これでようやく月初の誤発注の損失を半分埋めました。

現在のポジション
ドコモ(9437)買い50株

オークションと価格予測

今日はトレードと関係のないオークションの話です。

私はヤフーオークションが大好きなのですが、その理由の1つにオークションにおいても落札価格の変動があり、物によってはある程度その変動が予想ができることにあります。

例えば、昔よく買っていたコンサートのチケットなどは、席の良し悪しと、アーティストの人気度(需要)、オークションに出ている量(供給)で価格が決まるのですが、たいていの場合、チケット発売直後が最も高く、公演の少し前(10日~5日前くらい)に安値をつける傾向がありました。
発売直後と公演前では値段が倍以上違うこともざらにありました。
転売目的で買っている人が投げ売りするチケットを定価以下で拾うのは爽快です。

一番オークションで得できる態度というのは、「この値段で買えたらラッキー、この値段以上ならいらない」という態度です。
どうしても欲しい商品の場合、競合者がいると高い買い物をすることになるからです。
私の場合は、この商品は定価の6掛けまでなら買うなどと決めて買うことが多いです。

自分が落札しなくてもオークションの価格形成それ自体を見ることも楽しかったりします。
例えば、マクドナルドが5月15日に発売した「景気をつかもう商品券」。
発売価格が12000円で2万1420円(安い商品を選んだ場合)~2万2620円(高い商品を選んだ場合)分の商品が買える商品券となっています。
有効期限が6か月なので、自分だけでこれだけ食べるのは大変ですが、何人かで割ればお得なのでオークションに出てくるだろうと観察してみるとやはり何百という数の商品券がオークションに出ています。
ちなみにこの商品券の中身は以下のようになっています。

(1)セットA商品券 10枚 クォーターパウンダー・チーズだと680円
ビッグマック、えびフィレオだと650円
(2)セットB商品券 10枚 タブルチーズ、チキンフィレオだと620円
テリヤキだと590円
(3)セットC商品券 9枚 ハッピーセットは430円~490円
チーズバーガーのセットは490円
(4)デザート・サイドメニュー商品券 3枚 サンデーチョコレート 150円
チキンマックナゲット 260円
ポテトM 250円
(5)シャカシャカチキン1個商品券 3枚 100円
(6)プレミアムローストコーヒー(S)
(ホットまたはアイス1杯)商品券 30枚 120円
(7)コールドドリンク(S)2杯商品券 4枚 1杯100円×2

もし売り手の立場だとしたらどのように売るのが最適でしょうか?
もし買い手の立場だとしたらどのように買うのがお得でしょうか?

売り手の立場に立つと、
東京地区の価格を前提にした割引率が44%~47%なので、ディスカウントをその範囲内に抑えれば利益になるわけです。

量については、組み合わせの枚数が多すぎると、買い手が使いきれないリスクを負うので割引率が高くなりそうです(そもそもあまりに枚数が多いとそれなら自分で買うわとなりそうです)。
組み合わせの枚数が少なすぎると、買い手のコスト(振込手数料と送料で普通は185円かかる)が相対的に高くなり買い手から見た妙味がなくなります。
その中間くらいに最適な売り方がありそうです。
私だったら全体を3~4セットに分割して売ると思います(ただしコーヒーだけ分離するかは迷うところ)。

また売るタイミングは、時間の経過とともに価値が下落するので発売日直後に売るべきでしょう。

買い手の立場に立つと、
やはり時間の経過を利用することが一番です。
有効期限が近付くと、使いきれない人の売りも出てくると思われ、かなりのディスカウントになると予想されます。
残り1か月を切れば半値近い商品も出てくると思います。

量については、振込手数料と送料で185円かかるとすれば、落札価格で2000円くらいは買いたいところです。
1500円分の商品券を1000円で買っても費用185円を払うとかなりお得感が薄れますから。

ちなみに発売日にスタートしたオークションで私が見ていたセットA商品券10枚の落札価格は4101円でした。ディスカウント4割ですね。
一番高く売れそうなセットAでこの割引率だとだと売り手が苦戦しそうです。
買い手優位のオークションになりそうです。

マクドナルドをよく利用する人はオークションでこの商品券を買うとお得かもしれませんよ。

参考記事「1万2000円が2万円相当になる、マクドナルドの商品券は本当に得?」

現在のポジション
なし

窓埋めの動き

日経225先物は、昨日のイブニングセッションで9050円をつけて、5月7日に開けた窓を埋めていました。
きっちり窓埋めをしてから本日は反発となりました。
本日は、高値9280円をつけて昨日上に空けた窓を埋める動きとなりました。

戻り売りのタイミングを計っていたところ、上に空いた窓を埋めたので、戻り一服と考えて、今日は先物を売りました。

あとは、日足がしっかりしてきた銘柄が多い医薬品セクターから、上に大きな窓があり、チャート妙味がある田辺三菱製薬(4508)を買いました。こちらは上放れからの窓埋めを想定しています。
大きな窓を開けて下落した後に、底値圏でもち合いを形成して、上に放れるというのは私の好きなチャートパターンです。

窓というのは、出来高のない「真空地帯」を作り出すので、それをトレードに応用しようというのは、黒岩氏の窓理論を昔読んで以来、トレードに取り入れています。

窓だけで売買の判断をしようとは思いませんが、例えば、利食いのタイミングを決める際に窓埋めを考慮するなど補助的に使うと便利な理論だと思っています。

現在のポジション
先物ミニ@9265円売り10枚→CFDで9180円で買い戻して利食い済み
田辺三菱製薬(4508)買い1000株

損切りの失敗例(油断が大きな損失を招く)

私はたいてい建玉の時点で損切りの逆指値を入れるのですが、場に張り付いて見ている時は、手動の損切りをすることもあります。

今日はダウ先物を、8350ドルの支持線での支持を想定して、
8367ドルで2枚買いました。
損切りは直近安値である8354ドルに設定していました。

21時半ころ、ちょっと用があって2分ほど席をはずして戻ってくると、8300ドル割れてる。。。

13ドル×100で損切りするはずが、67ドル×100の損失。。。

急落の原因は、21時半(現地は7時半)に指標の発表があったことです。
席を外すときに逆指値を入れておけばよかったことなのですが、ほんの少しだから大丈夫だろうと油断していました。

反省。

090513

ダウと日経225のスプレッド1000を売ったポジションは先ほどスプレッド850で利食って約30万円の利益になりました。

現在のポジション
なし

個人向け社債販売好調

「大手証券が個人投資家を対象とした社債の販売を強化している。2008年度の大手5社の販売額は前の年度比4.3倍と大幅に拡大。株式市場の混乱で個人マネーが値動きの激しい金融商品を敬遠、相対的にリスクが限定的な大企業が発行する社債へと向かったためだ。預貯金よりも利回りが高いため、各社は社債がマネーの有力な受け皿になると見ており、今後も積極販売する方針だ。

 昨年度の個人向け社債の市場規模は2兆144億円と、07年度の4370億円から一気に拡大した。運転資金を必要とする企業・金融機関が機関投資家だけでなく、個人にも積極的に社債を発行したためだ。」

以上日経新聞から引用

企業が資金調達の手段として、個人向けの社債を発行することが多くなってきています。
企業からすれば、機関投資家向けよりも有利な条件で発行できるなどのメリットがあり、個人投資家とすれば銀行の定期預金や個人向け国債よりも有利な利回りということでメリットがあり、双方の利益が一致した結果かと思います。

私も個人向けの社債には注目していますが、個人向け社債は、市場の要求する利回りと比べてかなり低い場合もあるので、CDSの価格情報や、既発の社債などの利回りと比較して妥当な水準なのかどうかを判断して購入した方がいいと思います。