100兆円の話

私は普段ブログで政治的な話題は避けているのですが、今日は少しだけ政治的な話題です。
最近ネットで以下のような情報を見つけて、本当かいなと思って、いろいろ調べていました。

2008年9月、福田康夫は、アメリカ政府から、日本が保有する全外貨準備高にあたる1兆ドル(約100兆円)の提供をしつこく求められていた。そして、渡辺喜美氏を中心にアメリカに100兆円提供する案をまとめていたが、福田首相はこれを断固拒否したという話です。

この話の原典は、浜田和幸著/光文社刊『「大恐慌」以後の世界/多極化かアメリカの復活か』のようです。
100兆円の提供?そんなあほなと思って調べてみると、産経新聞の記事がありました。

以下抜粋して引用。

7月16日、渡辺喜美金融担当相は訪ねてきた米政府元高官に語りかけた。
「米住宅抵当金融公社の経営不安を憂慮しています。まず、日本は政府の保有分はもとより、民間に対しても住宅公社関連の債券を売らないように言います」
うなずく米要人に対し、渡辺氏は続けた。「米政府が必要とすれば日本の外貨準備の一部を公社救済のために米国に提供するべきだと考えている」

渡辺案は、米国の自力による住宅公社再建には限界があるとみて、この6月末で1兆ドルを超えた日本の外貨準備を米国の公的資金注入の資金源として提供する思い切った対米協調である。

あとは、時事通信社の記事もありました。

100兆円提供が本当だとすると、おそろしい話です(ただ上記記事では100兆円全部とは書いていないので、100兆円のうちいくら提供するプランだったのか詳細は不明)。
最近まで、2兆円の給付金でもめていましたが、アメリカへの最大100兆円の提供の話など全く話題になってないですよね。
本当に大切なことは、国民の知らないところで決まってしまう政治は怖いなと思いました。

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Comments

  1. こんばんは。いつも読ませていただいてます。
    公的資金注入の資金源として提供=米・住宅公社債関連を100兆円底値買いするという意味で、給付金とは、投資とばら撒きという点で異なり、同列には語れません。
    日本国民に2兆円プレゼントしてしまうと、それっきりですが、
    日本政府から米への資金注入は、CDSの投売り防止になり、景気回復を早め、キャピタルゲインも望めます。
    しかも元手は、日本の保有とはいえ、米国に脅されて決して市場売却できずにブタ積みされてる米国債。
    もちろん、キャピタルロスになる可能性もありますが、今一番日本にダメージが大きいのは、ドルの信認低下による米国債の暴落です。
    景気浮揚効果を除いて考えても、すばらしい案だと思います>渡辺案

  2. avexfreak says:

    南瓜さんこんばんは。
    コメントありがとうございます。
    この件については、いろいろな学者の方や評論家の方のホームページなども見たのですが、ある程度信頼性のある情報源が上記2つの記事しか見つかりませんでした。
    上記記事では「提供」とされており、リターンがあるかどうかはおろか返還されるかどうかも明らかではありません。
    そのあたりの情報があれば妥当性についても検討できるのですが、こういう問題が全く議論されることもなく国民の知らないところで(本件についてはぼつになりましたが)決まってしまうことが問題だと思うんですよね。

  3. こんばんは。
    住宅関連の債権なんて紙くずでは?
    少なくともアメリカとしては価値の無い債権を騙して押し付けるでしょう。
    BTMUのモルスタ優先株はどうなりましたか?

  4. 貴重な情報ありがとうございます。
    驚きました。
    政治的な話は重要ですから、気になったニュースや面白いニュースがあったら遠慮せずに発信してください。

  5. avexfreak says:

    >Anonymousさん
    そうですよね。上記の件では救済のための資金提供ということなので、回収を想定をしているのかは疑問です。
    >kさん
    ありがとうございます。気になるニュースがあれば書いていこうと思います。

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