私が先物とCFD取引に売買の軸足を移した理由

ここ1年くらい、個別株の売買から日経225先物やダウ先物に売買の軸足を移してきているのですが、その理由は主として以下のようなものです。

(1)指数売買は個別株のような突発的な材料が出るリスクが小さいこと
昨年は、日本レジデンシャルをある1日を持ち越しただけで1800万円の損失を出しました。その1日に他のリートが破綻したことで、株価が半値以下になるまで値段がつかなかったからです。
こうした突発的な悪材料で売りたくても売れなくなるということは、これまでも何度も経験しています。
その度にその銘柄への投資資金の数十%が一度に吹っ飛びます。
こうしたリスクは小型株に顕著ですが、日経平均に採用されているような大型株でもストップ安に張り付くことはありますので、個別株投資をする場合に避けられないものです。
昨年のリートの損失を機にこうしたリスクのない指数売買に惹かれるようになりました。

(2)持ち越しリスクが限定的
上記とも関連しますが、指数売買の場合、夜間や休日の持ち越しでも、CFDを使うことでほぼ24時間取引ができるので、ギャップにより予定して損失を大きく超えた損失が出る水準で損切りしなければならないということが少ないのです。

(1)(2)を合わせて考えると、個別株よりも指数先物の売買の方が圧倒的にリスク管理がしやすいのです。

(3)流動性が高い
以前、私が主戦場にしていた新興市場は流動性が非常に低いままです。
例えば、1000万円の資金で成行売買をできる銘柄は、ほんの数銘柄しかない状態のままです。
流動性が低い市場でトレードをすると、スリッページにより、収益の期待値が低くなるので、手を出さない方がいいと、数年間かかってようやく悟りました。
例えば、1000円の株が900円になる確率40%、1100円になる確率60%だとすれば、収益の期待値は、
(-100×0、4)+(+100×0、6)=+20ですが、

売却する時にスリッページが30円かかる場合(売りたいと思った場合でも流動性が低くて時価の30円下でないと売れない場合)、収益の期待値は
(-130×0、4)+(+70×0、6)=-10となってしまいます。

他の例を挙げると、新興市場では以下のような板状況の銘柄はいくらでもあります。

売り      買い
10 1100 
 5 1050  
   1000 5
    950 10 

ここで1050円の板がどんどん買われて最後の1枚になったところで、買い優勢と判断して買ったとします。

売り      買い
10 1100 
 1 1050  
   1000 5
    950 10 

買うときの気持ちはこうです。「次買われるのは1100円の板だな。1100円で売ればあっという間に50円儲かるから板が薄いのもおいしいな。1100円が無理で1090円で売りに出してもあっという間に40円の利益だ」と。

ところが、実際には1100円の板は買われることなく、1050円にまた売りが出てきたりりします。

売り      買い
10 1100 
 5 1050  
   1000 5
    950 10 

ここで思惑が外れたとして諦めると、1000円で売ることになるので、あっという間に50円の損になるわけです。

つまりは、50ティックも気配が離れた銘柄の売り板を買うというのは買った瞬間に50ティックは損をしているというのと同じことです。
競馬において馬券を買った瞬間に20%~25%マイナスになるのと同じように、株の場合も買った瞬間にスリッページ分は損をしているのです。

それだけ不利なスタートラインに立ってトレードをして勝てるのかということを冷静に考える必要があるのです。

つまり板がすかすかの銘柄で、収益を挙げることは見かけほど容易なことではないのです。

このことは頭では分かっていても、実際には何度も大きな損をしてやっと身に沁みたのです。

日経平均採用銘柄や東証1部の大型株は、それなりの流動性がありますが、それでも指数先物の流動性には及びません。
私の場合、ラアトレなどの銘柄で流動性の重要性を思い知らされて以来、流動性の高いアイテムとして指数先物に惹かれるようになりました。

Comments

  1. こんにちは。CFDって税金が高すぎかなり不利ではないでしょうか。
    お願いします。

  2. avexfreak says:

    Anonymousさんこんばんは。
    CFDは、FXと同じで雑所得として、総合課税になります。
    収入が多いほど、また利益が多いほど税率は高くなるので不利だと言えると思います。

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