海外株式投資の最強ETF

「日興アセットマネジメント(以下、日興AM)が運用する『上場MSCIコクサイ株(1680)』<正式名称:「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」>が2010年1月29日に東証に上場。続いて1ヵ月後の2月24日には『上場MSCIエマージング株(1681) 』<正式名称:「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) 」>が同じく東証に上場する。信用取引による売りと買いも可能となり、売買単位は共に10口で最低売買金額は1万円程度となる見込み。ネット投資家を中心に、インデックス運用に関心が高い個人投資家が登場を待ち望んでいたETFだ。しかも格安の運用コストが大きな売り物となる。両ファンドの信託報酬(0.2625%、税込み)は現在、国内で購入できる米国籍の同タイプETFと遜色のない低水準だ。

円換算したうえで連動対象となる「MSCIコクサイ株価指数(MSCI Kokusai Index)」は日本を除く主要22ヵ国(現在)の株式市場の平均的な動きを示し、採用銘柄の合計時価総額(注1)の変動を計算する株価指数。「MSCIエマージング株価指数(MSCI Emerging Markets Index)」は新興国22ヵ国(現在)の株式市場の平均的な動きを示し、同じく時価総額型の株価指数。世界的な指数提供会社の「MSCI.Inc」が算出している。日本を除く海外先進国全体および新興国全体の株価変動を表す指数として最も普及している指数の一つとされる。

MSCI社の株価指数は、国内公募の株式投信でも運用目標のベンチマークとして古くより採用されている。「MSCIコクサイ」をベンチマークとするインデックスファンドおよびアクティブファンドは現在60本強あり、純資産残高は計2千5百億円程度に達する。「MSCIエマージング」をベンチマークとするインデックスファンドおよびアクティブファンドは20本強、純資産残高は計1千6百億円程度。日興AMが2001年10月から運用している「年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)」(税込み信託報酬は0.882%)、2008年4月から運用している「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)」(税込み信託報酬は0.8925%)も、それらの一例。

「MSCIコクサイ」指数が組み入れ対象とする海外先進国株の時価総額は合計約1700兆円に達し、東証1部株価指数(TOPIX)の10倍程度(注2)。そのうち、米国株の比重が約半分強を占め、日本を除くG7諸国をはじめとする上位10ヵ国の株式が94%程度を占める。組み入れ銘柄数は1300以上。「MSCIエマージング」指数採用銘柄の時価総額は計280兆円弱でTOPIXの約1.6倍の規模。ブラジル・ロシア・インド・中国のBRICs4ヵ国で全体の約5割、他に韓国、台湾、南アフリカ、メキシコ、マレーシア、イスラエルを加えた10ヵ国(地域)で全体の9割の比重を占める。組み入れ銘柄数は700以上。つまり、今回のETF『上場MSCIコクサイ株(1680) 』と『上場MSCIエマージング株(1681) 』の両方に約1万円投資すると、あわせて2万円程度の資金で世界44ヵ国の2000銘柄以上、市場規模が日本(東証1部)の約12倍近い海外株式市場全体にアクセスすることが可能となる。 」

ここまでマネーライフから引用

信託報酬が低く、購入時の手数料も売買手数料だけですので、長期分散投資を考えて投資家には最適な商品かと思います。

もっとも、私が、ETFが通常の投資信託と比べて不利だと思うのは、流動性の問題です。
通常の投資信託であれば、どれだけの金額売買するにしても、基準価格で売買できますが、ETFの場合は、市場で売り手がいないと買えませんし、買い手がいないと売るに売れない場合があるからです。

上場してから約1か月の売買代金を見てみると、上場当初は1日あたり5000万円程度の売買があったようですが、最近は1000万円を切る日も多いようで、今後さらに流動性が下がるようだと、あまり大きな金額で購入するには向かないかもしれません。

その点だけ注意すれば、外国株をインデックス運用するための最強の商品となる可能性が高そうです。

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