タカラレーベンのライツ・イシュー(6)

明日が権利付最終日ということで、このシリーズ最後にまとめの記事を書いておこうかと思います。

このシリーズでは、ライツイシューに対して投資家として、どういう戦略が考えられるかということを検討してきました。

1 現物株保有で権利付最終日を持ち越して、現物株と新株予約権をそれぞれ売却するのはどうか

個人的な予想:
現物株の価格は権利落ち後の基準価格よりも高く始まると予想(希薄化を事前にある程度は織り込んでいるから)
新株予約権の価格は理論価格よりも安くなると予想(買い手よりも売り手が多く需給が悪いと思われるから)
結論としては、持ち越しが得かどうかは、どちらとも言えない

2 制度信用取引で権利付最終日を持ち越し、権利処理を受けるのはどうか

個人的な予想:
権利処理価格はディスカウントされることが多く、権利落ち日の寄り付きで買いポジションを手仕舞いした場合には損失が生じる可能性が高いと予想

3 市場で新株予約権を購入して行使するのはどうか

個人的な予想:
新株予約権を行使する手続きが面倒なので、新株予約権を行使しないで市場で売却しようとする投資家は多いと思います。そのため、新株予約権の価格は、その理論的価値よりも低くなると予想します。
新株予約権を購入して行使して新株を手に入れるというのは、期待値としてはプラスではないかと予想しています。ただし、新株が手に入るまでに時間が長く、現物の価格変動リスクがあるので、自分でやるかどうかと言われると、新株予約権がよっぽど安くない限りは買いたくはありません。

4 新株予約権を権利入札で手に入れるのはどうか

個人的な予想:
権利処理価格はディスカウントされることが多く、運が良ければ新株予約権をかなり安く手に入れられる可能性があります。
また、4月1日以降市場で売却できるので、市場売却により価格変動リスクが比較的小さく済みます。
個人的には、新株予約権の権利入札に参加してディスカウント価格で手に入れて、市場で売却するというのが、ライツイシューがらみでは最も利益を出しやすい方法なのではないかと考えています。

5 権利落ち後の現物を買う(または信用買い)のはどうか

個人的な予想:
昔の新株発行までにライムラグがあったころの権利分割後ほどではないにしても、権利落ち後、新株が発行されるまでの間は、市場に流通している株式の時価総額が小さくなるので、需給が改善される可能性が高いと思います。
したがって、権利落ち後新株発行までの間、株価は上に行きやすい状態になると予想しています。
権利落ち後にタイミングを見て、買いスイングをするというのは利益を出せる可能性がある方法だと考えています。

現在のポジション
アサックス(8772)買い20株

Speak Your Mind

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)