オプション取引(続編)

オプション取引のその後です。
次のSQまでに1万円割れまで下げることはないのではないと想定していたポジションでしたが、少し相場が怪しくなってきたので、9750円のプットを12枚売却した代金で10250円2枚と10000円のプット2枚を買い戻しました。
以下のようなポジションになりました。
10500 プット買い 4枚
10250 プット売り 4枚
10000 プット売り 2枚
9750  プット売り12枚  
損益図はこのようになりました。
利益が出る幅がぐっと広くなったことと、損益がマイナスになる分岐点が9917円から9714円に下がったことがメリットです。
それと引き換えに、そこから下に行った場合の損失の増加率が倍以上になっています。
9714円を割った場合は、100円下がることに140万円の損失が出ます。
SQが9000円だと1000万円の損失になります。
225

CSKに対するTOB

住友商事及び住商情報システムはCSK普通株式 1株につき203円でTOBをかけることを発表しました。
公開買付け終了後に住商情報システムと合併して、上場廃止となる見込みのようです。
合併の際は、CSK普通株式1株に対して、住商情報システムの普通株式0.24株が割当て交付される予定のようです。
株価が393円なのに、TOB価格203円というのを読んだ時点では、また株主を犠牲にした非上場化かと思いましたが、住商情報システムの終値と合併比率からCSKの理論価格を計算すると324円なので、子会社化という日経報道を受けて上昇した分(50円)がなければ、合併比率は不当とはいえない水準のようです。
この事例の場合、TOB価格203円にさや寄せすると勘違いした成行売りが多ければ、株価が理論価格よりも安くなり、裁定取引の機会があるかもしれません。
ちなみに、住商情報システムは合併の効力発生日である10月1日までに配当32円が予定されているので、
CSK株の理論価格=(住商情報システムの株価-32円)×0.24
となります。

オプション取引

今日は久しぶりに調整しましたが、今後もう少し下げることはあっても、次のSQまでに1万円割れまで下げることはないのではないかと想定しています。
そこで、以下のようなポジションを取ってみました。
少し下げると利益が出るけれども大きく下げると大損害になるポジションです。
10500 プット買い(100円)4枚
10250 プット売り(50円) 6枚
10000 プット売り(25円) 4枚
損益図はこのようになります。
op0222

ダルトン

少し前から、ダルトン(7432)という会社に注目していました。
それは、昨年3月11日に、イートキとの業務提携を発表したIRの中で、「1年後を目処にダルトンがイトーキの連結対象子会社となり、また将来的には両社の研究施設機器事業を統合することを視野に入れ、業界におけるリーディングカンパニーを目指してまいります。」という記述があったにもかかわらず、これまで何の動きもなかったからです。
昨年の業務提携の時は、瞬間的に、株価は85円から150円まで急騰しています。
この子会社化が正式発表された際には、また株価が上昇するのではないかと思い注目していました。
そしてここ数日指値の買い注文を入れていたところ、昨日116円で5000株約定していました。
そして、本日午後3時に、ダルトンが、イートキに株式を発行してイトーキの連結対象子会社となるとのIRが発表されました。
今回はたまたま、ラッキーなタイミングで買えてよかったですが、過去のIRの中にチャンスが潜んでいるというパターンは他でも経験があります。
例えば、岡野バルブ(6492)という会社がありますが、この会社はかねてより米国機械学会の原子力規格『Nスタンプ』認証を2010年11月末までに取得する予定であるとIRしていました。そして、実際に昨年12月14日に認証取得のIRが発表されると、株価は発表前の633円から翌日は一時686円まで上昇しました。
こうした事例は、公表済みの情報でも、他の投資家がみんな忘れてしまった、あるいは気が付きにくい情報の中には、価値があるものもあるということだと思います。
私も今後は、IRを読んでいて気になる情報はメモしておくようにしたいと思います。
現在のポジション
ひらまつ(2764)買い10株

幻冬舎のMBOは成立へ

「幻冬舎は15日、臨時株主総会でMBO(経営陣が参画する自社買収)に必要な種類株式発行などに向けた議案が可決されたと発表した。
 幻冬舎の議決権を大量に保有する立花証券は総会を欠席し、議決権を行使しなかった。信用取引で一時、幻冬舎の株式を大量に保有したケイマン籍のファンド、イザベル・リミテッドは代理人弁護士が出席し反対票を投じた。
 定款変更が承認されたことで、MBOは成立することとなり、幻冬舎の株式は3月16日付で上場廃止になる予定。
幻冬舎をめぐっては昨年末、見城社長が全株式を保有するTKホールディングス(東京都千代田区)がMBOに向けた株式公開買い付け(TOB)を実施、58.17%の株主が応募してTOBは成立した。ただ、TOBに応募のなかった残りの株式を会社側が取得するため、臨時株主総会を開いて種類株を発行できるように定款を変更する必要があった。 
 幻冬舎のTOB自体は成立していたが、イザベルが株式を買い増し、議決権ベースの保有比率は今年1月20日提出の大量保有報告書で37.4%に達していたことが判明。イザベルが議決権を行使すれば、定款変更のための特別決議は否決され、MBOは成立しない公算が高まっていた。
 その後さらに2月3日、幻冬舎の株式を制度信用取引で取得していたイザベルは、現物株を引き取っておらず、大半の議決権(35%程度)を握っていたのは信用取引を仲介した立花証券(東京都中央区)だったことが判明。臨時株主総会では、イザベルに代わって、立花証券が議決権を行使するか否かが注目されていた。
 立花証券が議決権の大半を保有していたのは、イザベルが信用取引で買い集めた幻冬舎の株式の多くについて、代金を精算し現物株を引き取る「現引き」をしていなかったことが原因だった。 
 証券会社が、顧客であるファンド(イザベル)のために議決権を行使できるか否かをめぐっては、証券会社が顧客にかわって権利行使することは問題ないとする見方がある一方、制度信用取引では想定されていない事例で、問題があるとの見方に分かれていた。」
以上ロイターから引用
結局、イザベルの保有株(立花証券名義)は、1株当たり24万8300円で幻冬舎に買い取られることになるようで、イザベルが何のために高値圏で大量取得したのか、どうして現引きをしなかったのは謎のままのようです。
幻冬舎の本日の株価推移をみると、議案可決のニュースにより株価は、27万2000円から、24万6600円まで下落しています。
これは、何か起きるのではないかという投資家の期待が剥がれ落ちて、通常のMBO成立後の株価推移に戻ったと言えそうです。
現在のポジション
ひらまつ(2764)買い20株

ETFにおける裁定取引

先日、iシェアーズ日経225(1329)の板を見ていると、だいたい理論価格の10円から20円下を先頭に1400株の買い板が3枚、理論価格から10円から20円上を先頭に1400株の買い板が3枚終日入っていました。
おそらくはプログラムによる裁定取引だと思いますが、これは手堅い商売ですね。
ETFの理論価格から上下少しずつ離れたところに自動的に注文が入る仕組みのようです。
おそらく、約定した場合は即座に先物等でヘッジしていると推測できます。
こうした板は他のETF全般にも入っています。
ETFの流動性の低い銘柄では、こうした裁定取引を行う業者がいなければ、全く注文が約定しないという事態が頻繁に起きそうです。
しかし、こうした裁定業者のおかげで1ティックから2ティック不利な価格で我慢すれば、いつでも購入や売却ができるいう意味ではこうした注文はありがたいものなのです。
もっとも、一般の投資家は、流動性の低いETFでは、こうした裁定業者の提示する価格で取引をせざるを得ず、購入でも、売却でも少しづつ損な価格でしか売買ができないとも言えます。
一見、指値で取引すれば損はしないようにも思えますが、指値を入れてもこちらに不利な状態になるまで約定しないので同じことです。
したがって、流動性の低いETFを取引する際には、こうした取引コストがかかることを念頭に置いておく必要があります。
四半期決算のIRの中で「今後の見通しにつきましては、当初予想を上回る見込みではありますが、今しばらく業績動向を慎重に見定めた後、結論を出す予定であります。」と敢えて上方修正を先送りしたひらまつを購入してみました。
現在のポジション
ひらまつ(2764)買い20株

25%の利益を出せる投資法?

日経225オプション取引の呼値が、2月14日から20円から50円まで間の呼値が現行5円から1円に変更されるようです。
日経225オプションを取引していると、この価格帯は呼値が大きく離れているので非常に売買がしずらく感じていました。
例えば、日経225オプションの20円買い25円売りの状況において、25円で買って20円で売ると、20%の損失になってしまいます。
複数のオプションを組み合わせ売買する際も、この価格帯のオプションを売買する時は、場に出ている売りを買うのか、指値で買い板に並んで買うのか悩ましかったです。
20円か25円かの違いは大きいですから。
一方で、20円買い25円売りといった1ティック抜きの売買はできなくなってしまいますね。
20円買い25円売りは成功すれば25%というすばらしい利益率です。
この1ティック抜きは魅力的に感じたので、私も挑戦しました。
寄り付き前に20円の買いと25円の売りをあらかじめ出しておきました。
すると、20円買いだけ約定して、そのまま20円買い25円売りの状態だったので、25円売り指値をそのまま放っておいたところ、数十分後に見たら時価が10円になっていて損切りしました。
やはり、そんなにうまくはいかないですね。
現在のポジション
なし
昨日買ったオーエム製作所は本日537円で売却できました。

TOBでお小遣い稼ぎ

今年になってからTOBとMBOは8件とそこそこのペースで発表されています。
TOB(上限設定のないものに限る)とMBOは成立が確実視されている銘柄でも買取価格から1%から0.5%程度下で推移することが多いので、応募する手間をかけたくない既存株主と、応募の手間をかける変わりにその差益を狙う投資家との間で1円単位の駆け引きが繰り広げられます。
私は、TOBとMBOでは基本的に「1カイ2ヤリ」狙いです。
特に1ティックの重みの大きい低位株がいいですね。
ダイワボウホールディングスが540円でTOB中のオーエム製作所(6213)を535円で2万株購入しました。
TOBに応募して10万円もらってもいいのですが、すぐに市場で536円で売って2万円もらう方が好きです。
ただし、TOBとMBOには、中止リスクや不成立リスクがあるので、この方法で小遣い稼ぎをするには、ある程度慣れが必要があると思います。
また同じことをする投資家がとても多いので最小単位で約定して手数料負けすることもあります。
現在のポジション
オーエム製作所(6213)買い2万株

kabuステーションを使ってみた

デイトレをするわけではないので、これまでフル板の必要性を感じてこなかったのですが、引け成り注文が見れるのが、どの程度便利なのかを試してみたいと思い、カブドットコム証券で、フル板が見れるkabuステーションを使ってみました。
なお、他社も含めたフル板の無料条件を調べてみましたが、マネックスとSBIのフル板の無料条件が緩やかなようです。
フル板の無料条件比較
マネックス証券のフル板無料条件
1 前々月26日から前月25日までに株式等の約定が1回以上
2 前月25日時点で、株式等の合計残高が50万円以上
SBI証券のフル板無料条件
前月に国内株式の約定が合計1回以上かつ円貨建取引の電子交付サービスご選択
楽天証券のフル板無料条件
1 当月(約定日ベース)に国内株式(PTS取引含む)の約定が50回以上で、その翌日から翌月末までのご利用が無料
2 信用建玉残高200万円以上でその翌日から翌月末までのご利用が無料
カブドットコムのフル板無料条件
1 全取引における前月の手数料実績50,000円以上の場合
2 お申込日の前営業日(継続利用は前月末)の信用建玉残高が1,000万円以上の場合
まだ、使い始めたばかりで、使い勝手はよく分かりませんが、とりあえず、引け成り注文がたくさん出そうな場面(公募の値決め日など)で板を見てみたいと思います。

関東自動車工業下方修正

関東自動車工業は、23年3月期の連結経常利益を50億円から25億円に、純利益を60億円から15億円にそれぞれ下方修正しています。
理由はこう記載されています。
「平成23年3月期通期の業績(連結、個別とも)は、トヨタ自動車株式会社からの受託生産台数の減少などにより、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益共に前回発表予想値を下回る見込みとなりました。」
自動車関連は、かなり業績好調との印象があり、実際株価も順調に上昇しているものが多いので、この下方修正は意外感がありました。
過去2週間を調べましたが、自動車関連は上方修正の方が圧倒的に多いです。
この銘柄は、海外売上高が小さく、国内メインだからなのでしょうか。
過去2週間の自動車関連の経常利益修正(7200番台を抽出)
7291 プラスト 11/03 3200→4100
7274 ショーワ 11/03 6000→8000
7267 ホンダ 11/03 535000→665000
7229 ユタカ技 11/03 8400→10500
7299 フジオーゼ11/03 1600→1800
7230 日信工 11/03 11600→12600
7276 小糸製 11/03 33000→36200