放射線量の試算

東京の放射線量は、外部被ばくに関しては、現在の量であれば健康に問題はなさそうです。
国際放射線防護委員会(ICRP)の基準では、一般公衆の原子力施設からの線量限度は1ミリシーベルト/年とされています(自然放射線被曝と医療被曝は含みません)。
都内の環境放射線量調査によると、事故以降の1日間の平均値は最大でも、0.146μGy/h(マイクログレイ)/hなので、これを屋外で1年間浴び続けても、年間約1.02ミリシーベルトにすぎないので大丈夫ということになると思います。
1μGy(マイクログレイ)=0.8マイクロシーベルトのようなので、
0.146μGy/h×0.8×24×365=1023マイクロシーベルト=1.023ミリシーベルト
このように外部被ばくについては、公表されている数字を元に計算することで安全性を確かめることができます。
内部被ばくについては、公表されている情報が少ないため、何をどの程度摂取していいのかが分かりにくいです。
規制値内の食品だから安全だと言われても、規制値内の食品を無制限に食べても安全なのかどうかは分からないのでどうしても不安になってしまいます。
そこで簡単な試算をしてみました。
極端なケースで、水と野菜と肉と魚を全て規制値上限の食品を摂取したと仮定して被ばく量を計算してみました。
水道水に300ベクレル/kg、野菜に2000ベクレル/kgの放射性ヨウ素が、水道水に200ベクレル/kg、野菜に500ベクレル/kg、肉と魚に500ベクレル/kgのセシウムがそれぞれ含まれている場合、これらの食品を1年間食べた続けた場合の年間被ばく量は以下の計算となります(試算には日経新聞から引用した表を使用しました)。
放射性ヨウ素
水道水 300ベクレル/kg×730リットル(1日2ットル)を飲んだ場合の被ばく量:
0.0066×730=4.818ミリシーベルト
野菜 2000ベクレル/kg×95キロ(年間平均摂取量)を食べた場合の被ばく量:
0.044×95=4.18ミリシーベルト
セシウム
水道水 200ベクレル/kg×730リットル(1日2ットル)を飲んだ場合の被ばく量:
0.0026×730=1.898ミリシーベルト
野菜 500ベクレル/kg×95キロ(年間平均摂取量)を食べた場合の被ばく量:
0.0065×95=0.6175ミリシーベルト
肉、魚 500ベクレル/kg×58.4キロ(平均摂取量1日160グラム)を食べた場合の被ばく量:
0.0065×58.4キロ=0.3796ミリシーベルト
合計すると、11.8931ミリシーベルトとなります。
規制値ちょうどの水と野菜と肉と魚をに年間平均摂取量分摂ったとしても、国際放射線防護委員会(ICRP)が定める基準内(5~50ミリシーベルト)ではあるので、現行の規制が続くのであれば、過度に心配する必要はないと思います。
実際には、放射線が検出されている産地のものだけ食べることはあり得ないですし、規制値ちょうどのものだけを食べるということもあり得ないので、被ばく量は上記試算の数分の一になると思います。
放射線に関しては全くの素人なので間違っていたらご指摘下さい。
21:06 修正 野菜と水のセシウムを加算しました。
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