PERが割安な株は買いか

現在PERが割安な株がたくさんありますが、こうした株は買い時でしょうか、
結論としては、その企業の業績動向次第だと思います。
個人投資家大きな損失を出すパターンというのはいくつかありますが、業績が良くて、PERの低くて割安なのに、どうしてこの株は下げるの?と疑問に感じる株を買い下がるというのも、大損パターンの1つです。
私も売買の際にPERの数字は見ますが、PERを過信するとよくこういうことがよく起きます。
PERが低くなっても下げ続ける株は、株価の上昇によって割安から通常の水準に是正されるという期待に反して、業績予想の下方修正等によって、業績予想やPERが是正されること(業績が株価の後からついてくること)が多いです。
こうした大損パターンを避けるためには、企業の収益動向とPERの推移について、理解しておくことが求められます。
簡単にいって、企業の収益が改善傾向、拡大傾向にある際には、PERは高めの評価となり、株価は上昇期になりやすいですが、企業の収益の伸びが止まった場合や、減少傾向にある際には、PERは低めの評価となり株価は下落期となりやすいです。
こうした傾向は半導体などの市況関連株などで顕著です。
したがって、収益悪化傾向にある低PERの株の株価が下がってさらに低PERになった際に、低PERを理由に買ったりすることはあまり好ましくない投資行動だと言えます。
今の相場で例を挙げると、フェローテック(6890)は、6月高値2246円から本日まで3か月強で908円まで下げています。
会社予想の今期1株利益172円ですので、実際に、この利益を確保できれば超割安ということになりますが、実際には、今期予想が未達となるか、来期以降に大幅減益になる可能性が高いことを株価は示唆していると考えるべきでしょう。
テクニカルのリバウンド狙いをするにはいいタイミングかもしれませんが、「1株利益172円」を根拠に買う株ではないと私は思います。
業績悪化懸念がある場合は、低PERで割安という理由では買わない方がいいと思います。

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