「波に乗る」心得

作家であり、ギャンブラーでもある浅田次郎氏は著作「勝負の極意」の中で、次のように言っています。
「ツキには時々刻々と変化する短期の波と、長い人生からみた長期の波がある。このいずれの波にも逆らってはならない。たとえば、商売が不調のときに実生活の損失を競馬で何とかしようとするのは、風邪の熱をさまそうとして水風呂に飛び込むようなもので、まず絶対に勝てない。勝てないどころかヘタをすれば命にかかわる。
いやなことばかり続いてクサクサするから競馬でもやってストレスを解消しよう、などというのもよくあることだが、これもまず絶対に勝てない。ストレスはさらに蓄積されることうけあいである。」
私は、この文章の「競馬」を「株」に置き換えても、そのまま当てはまるのではないかと思います。
システムトレードで、機械的にトレードをする方からは、「波に乗る」という発想は、非科学的だと非難を受けるかもしれませんが、裁量でトレードしていると、「波に乗る」ことが重要だという気がします。
そして、「波に乗る」ためには、自分が置かれている状況(波に乗れているのか、乗れていないのか)を客観視することと、その状況を前提にして柔軟な戦略を取る必要があります。
「ただし、ツキがないからといってまったく目をそむけてしまってはならない。必ず予想をし、結果を見る。努力をおこたってしまえば、勝負の女神は永久にソッポを向いたままなのである。実はこれが一番むずかしい。」
このあたりも株に当てはまります。
調子が悪い時や、相場環境が悪く自分のやり方で儲けられない時に、ただ観察を続けること。
これはなかなか難しいことです。
手を出してやられるか、全く観察をやめてしまいがちです。
何もしないで、観察だけ続けることが難しければ、観察用に、ごく小さいポジションを取るといいです。
私もこの方法で観察だけをする時間を取ることで、だいぶ収益が安定するようになりました。
現在のポジション(200万円枠)
日経平均Op 07コール9000 @55円 買い8枚
日経平均Op 07コール9250 @23円 売り12枚
現在の確定損益 366万500円(2011年10月に500万円出金)
(計算の都合上、金利、手数料は考慮していません。) 

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