株式分割の発表時期をずばり予想

2月19日の記事「株式分割発表が相次ぐ」で書きましたが、平成24年4月に全国証券取引所の有価証券上場規程等が改正され、平成26年4月1日までに単元株式数を100株とすることが義務付けられています。
そのため、単元株制度未導入の会社(株価が1万円以上の会社に多い)では、単元株制度を導入するとともに、株式分割を発表する可能性が極めて高いです。
問題は、いつ株式分割の発表がなされるのかという点です。
来年の3月末までに発表されるというだけで期間が長すぎて投資対象とはしずらいですよね。
以下では、3月末決算銘柄を想定して検討します。
ポイントは以下の点です。
1 株式分割+単元株制度導入を同時に行い、かつ株式分割の比率が、単元株数以上の場合(単元株数が100株で、株式分割が100分割以上)は、取締役会決議で決定できます(会社法第191条)。
2 ただし、単元未満株式の権利制限をするためには、定款変更が必要で、株主総会の決議が必要です(会社法第189条第2項)。
3 そのため、今年6月に開催される定時株主総会で、単元未満株式の権利制限の定款変更をするのが一般的な対応となります。
どうせ、単元未満株式の権利制限に株主総会の決議が必要になるのだから、単元株制度導入も株主総会で決議するという会社もあります。
いずれにしても、単元株制度未導入の上場会社の単元株対応としては、6月末の定時株主総会において、定款変更の決議を行うというのがオーソドックスな対応となります。
したがって、定時株主総会に向けたスケジュールを考慮すると、個人的な予想としては、4月中旬~5月下旬に株式分割の発表が集中するのではないかと思っています(定時株主総会直後に株式分割、単元株制度導入の基準日を設定)。

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