株で儲けて先物で損するのはなぜか

個人投資家のブログやツイッターを拝見していると、結構多いのが、株で儲けて先物で損をしている方。
有名な方だと両津さんとか。
私も、大損するのはだいたい先物なので、先物は辞めた方がいいかもと思い始めています。

どうして株で儲かるのに、先物で損するのかを考えてみました。

1 レバレッジが大きい
証拠金の金額は変動しますが、今だと72万円で1900万円のポジションを建てることができます。
信用取引が3倍程度なのと比較しても、レバレッジ26倍と大きいです。
そのため、ある程度まとまった資金を入れていると、(感覚的には)無限ナンピンができてしまい、無限ナンピンで損失を消すことを覚えると、どこかで大損することになります。
個別株ではナンピンをしない私も先物ではナンピンで大損することがときどきあります。
その多くは、最初の数十万円で損切りをすることが嫌でナンピンしていったケースです。

株式の取引と比べるとリスク管理や自分を律することが難しいです。

2 エッジが少ない
個別株、特に小型株は、参加している投資家が限られており、流動性も高くないため、価格形成にゆがみが生じやすく、取引をして利益を出せる可能性がある局面がそれなりに残されています。
しかし、日経225先物は、流動性も高く、世界中の投資家が参加しているため、ゆがみは生じにくく、正直先物の取引をしていても、どこに優位性があるのかいまいち分かりません。

3 24時間営業の丁半賭博
個別株だと、昼間市場が開いている時間だけしか取引ができませんが、先物はほぼ24時間取引ができます。
また、先物は、単純に買いか売りの丁半賭博なので中毒になりやすいです(単純な賭博ほど中毒性がある)。
個別株やってない時間、なんか暇だから先物やろうという感じになりやすく、取引しなくていい時まで、取引してしまうことになりやすいです。

4 株で儲かっているときほど危ない
私の経験からすると、株で儲かっていて自信過剰な状態になっているときほど、先物で大負けします。
気が大きくなっていて、大きなロットでどんどん発注、自分が正しいと考えて、ナンピンしていくと、含み損が膨大な金額に。
損失が最大化したころに心が折れて、損切りというおきまりのパターンです。

こういう記事を書くのは、御推察の通り、本日、先物で損をしたからです。

本日寄付きから売り参戦。19500円プットも売り。
18900円ラインでナンピン売り乗せ。
18980円ラインでファイナル売り乗せ。
当初ミニ20枚のロットだったのが、最後はプット売り含めて、ミニ100枚相当の売りポジションに。
結局、19000円超えたところで損切りして約100万円の損失。
今月は先物、オプション部門がかなり好調でここまで100万円くらい利益が出ていたのですが、今日で消えました。
先物口座から出金して年内取引禁止としました。
参考までにリーマンショックの時の私の先物取引の経過を再度載せておきます。
私はいつもはこの時の苦しさを思い出して、先物のナンピンをやめるようにしているのですが。。。

2008年10月6日(月)~10月10日(木)のトレード

月曜日:日経平均が1週間で12%下落しており、絶交の逆張り買いの好機と考え、10500円付近から先物買い。日経平均終値10,473円

火曜日:先物1万円割れで目先の底と考えて10050円で買い増し。日経平均終値10,155.9円

水曜日:指数急落で証券会社から追証の請求を受ける。日経平均終値9,203.32円

木曜日:この日に撤退を決意。9500円付近で先物を損切り。日経平均終値9,157.49円

金曜日:日経平均終値8,276.43円。もしここまでナンピンしていたら数千万円飛んでました。

教訓:日経平均が1週間で12%下落していても、そこから先の1週間でさらに20%下落することもありうる。どんなこともありうるので自分の常識の範囲内で済むと思わない方がいい。

 

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