典型的失敗

今週典型的な失敗トレードをしてしまったので書き残しておきます。
銘柄名は伏せますが、ある板の薄い銘柄の空売りをしていました。

3715円と3775円で300株ずつ空売りをして、3800円に逆指値を入れていました。
逆指値が執行されると33000円損する予定でした。

ところが、するすると株価は上昇して、3800円の接近してきました。
ちょうど3780円に600株の売り板があったので、これにぶつけて損切りしようと考え、一度逆指値を取消ししました。
そして、返済注文を入れようと株価を見たらなんと3850円になっていました。
3800円付近にあったまとまった板が喰われて、上昇にはずみがついた形でした。

本来は損切り予定価格を超えているので、すぐに損切りをしないといけないのですが、ここで損切りをすると、想定していた損失額の倍近い損害になってしまいます。
それを心理的に受け入れられなかった私は、禁断のナンピン売りをしました。

3820円~3895円で3400株のナンピン売りをします。
気がつくと、売り建て玉は4000株、含み損は26万円になっていました。

その後、株価は4000円まで上昇、含み損は66万円に。
とにかく板が薄いので、下手に買い戻しをすると、100円くらいすぐ株価を押し上げてしまいます。

結局は、しばらく含み損に耐えた末、平均3900円で買い戻して、26万円の損失に終わりました。

今回は損失額こそ少なかったものの、私が年に1~2回は必ずやる失敗のパターンです。
この失敗の原因は、トレード開始時点で予期していない損失が発生したため、その損失を心理的に受け入れることができなかったことにあります。
誤発注でいきなり予期しない含み損が発生したときや、両建てのポジションを片方づつ返済していたら株価が急に変動し含み損が発生したとき、持ち越しで大きなギャップが生じて損失が予期しない金額に膨れてしまったときなどに、その損失を受け入れることができずナンピンして爆死した経験が何度もあります。

今日のケースで言うと、最初に予期しない損失が発生したと言っても、その時点の損失は金額で言うと6万円くらいなので、全然たいした金額ではないのですが、それでも損失を受け入れることを拒絶してナンピンに走ってしまっています。
このことは、事前に受け入れる用意ができていない損失を受け入れることが、心理的に非常に困難であることを示しています。
トレードを始める前に、トレードによって発生する可能性のある損失を受け入れることができていても、予期しない損失が発生してしまうと、損切りするのが難しくて、できないということがあるのです。

 

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